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| 2003年03月07日(金) |
すし詰め終電車内で思う。 |
●仕事で疲れたところに、JRの人身事故。都内に向かう電車は一向に動く気配を見せず、大宮方面に逆行してから大回りして帰る。都内にたどり着いてからも、終電ぎりぎりで、駅まで走る、走る。着いてみると、JRの接続待ちで、私鉄もさんざんに遅れ、しかも超満員。ひどいすし詰め。 まわりの乗客たちが気長に構えているのを励みに、読みかけの本を開いてじっと耐え、家に着いたら、もう1時半を過ぎている。
●小さい頃、大人っていうのはいつも「坐りたがる」人種だと思っていた。今や、電車に乗ると、まず空席を探す自分がいるのが淋しい。眠りが足らないので、わずかでも眠りたかったり、いつも重い荷物を抱えていることが辛かったり。実際とっても疲れていたり。 年輩の人などに席を譲るくらいのことはすぐに出来るけれど、そういうことがなかったら、やっぱり坐っちゃうなあ、今のわたしは。 そういう自分を、ちょっとずつ認めてやるのも大事。ちょっと意地を張って疲れた大人になることを拒むのも大事。 問題は、バランス感覚だな。そんなことを、満員電車の中で考えたりする。
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