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●仕事場を出た頃はさらさらした粉雪だったのが、最寄り駅に着く頃には、大粒のぽってりした牡丹雪に姿を変えて、風に舞い、これでもかこれでもかと降ってくる。
寒い、寒い、夜。
いつだったか、恋人が徹夜明けで、朝電話をくれて、眠っているわたしを起こし、 「カーテンを開けてごらん」と、雪の降るのを教えてくれたことを思い出したりした。
●仕事場では、さらにさらに、闘いが続き。 明日も早起き。電気毛布にくるまって、「シンセミア」の続きを読みながらクールダウンして眠ろう。
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