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2004年02月08日(日) 一生懸命。ただひたすらに。●神も仏もありませぬ(佐野洋子)

●仕事上、問題多く、悩めること多く、毎日が真剣勝負。わたしは今のところ、仕事のことしか考えてない。人生にそれしかない。余裕、まったくなし。

●佐野洋子さんのエッセイを読む。65歳の彼女が、死を当然のごとくいつかやってくるものとして、「いつ来てもいいけど、でも、今日じゃなくってもいい」と、書きつづる、人生の美しさ。我が心、仕事の合間に、ぶれまくる。

●仕事の上で整理しきれなくってやりきれない思いをぶつけるために、20年来の友人である出演者を誘って飲む。思いっきり建設的な話が4時間続く。
 恋人は、その間に、電話をかけてくれていたらしい。すれ違いを哀しく思いつつ、次に話せる時間を夢見る。
 わたしがここで生きていて、彼がパリでやっぱり懸命に生きていて……それだけで、とりあえず、わたしは、いい。奥さんがいようがいまいが、もうどうでもよくなってきた。
 ただただ、彼のいない人生より、彼のいる人生の方が輝いているという、その事実だけ忘れずにいよう。あとは、もう、なるようになれ。


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