Journal
INDEXbacknext


2004年02月21日(土) 難儀な仕事。

●気詰まりな事件は肥大化し、2日間ほど人心地のしない時間を過ごした。
 ただただ仕事して、仕事が終われば物語の世界に逃避した。
 ふと気がつけば、気詰まりな事件は雲散霧消している。
 とある人物のわがままな気分が去ったとでも言うべきか。突然肥大した憎しみが、噴出しきって落ち着いた、とでも言うべきか。
 他人の感情の面倒な部分を、仕事上すべて引き受けなければならなかった3日間だった。

●難儀な仕事を選んだもものだと思う反面、こんなにも他者の心をのぞける仕事もないと思う。何があっても愛するように、何があっても愛せるように、わたしは過ごしてきた。まだ完敗したことはない。
 少なくとも仕事をする上では、わたしは他者を全面的に愛せないと思ったことはない。

●この地の滞在も、あと5日になった。東京暮らしが待ってる。そこに恋人が戻ってくるのは、相変わらず遠い日だけれど。


MailHomePageBook ReviewEtceteraAnother Ultramarine