お昼過ぎにヤングの楽器車に乗って、京都から大阪は堺市三国ヶ丘のライブハウスFUZZに向かう。去年とおなじくオールナイト『ニューロックの夜明け』がおこなわれるのだ。各地でちょこちょこ開催されるこのタイトルのイベントは自分の主催なのである。 前日からいただいたいろんな差しいれは食べずに深夜のためにとっておき、開演時間直前に入った三国ヶ丘駅前の塩ラーメン専門店が美味であった。名前忘れたけどここはお勧め。 第1部は、野村麻紀の弾き語りからスタート。彼女の歌を聴いてるうちに思い出したのが、20代の頃の年末によく行っていた、池袋の映画館での浅川マキの師走コンサート。思わずそんなことを彼女に伝えたら、酔っ払いながら照れてた。ハプニングスのトメさんにも「マキって名前はみんなよく呑むんだよナ〜」って云われてたけど同感。続くハプニングス・フォーもすっかりおなじみないいムード。PAの音悪いけど。
第2部では、ザ・シロップ、50ズ、サイクロンズ、ヤングのライブ(PA悪し)に、俺とキングジョー、そしてまあくんのDJ。 まあくんというのは「藤原正弘」というかつてブタモダン歌謡曲というラジオ番組を関西方面でやっていた人物で、なんと昭和のアイドル歌手の振り付けをすべて完璧に知ってるのだ!。最近では、タモリ倶楽部や探偵ナイトスクープなどのTV番組でもその貴重な存在感を披露している。 この日、まあくんのDJ振り付け講座では、ピンクレディーを観客全員が踊っていたが、個人的にはスターボーの「ハートブレイク太陽族」をリクエストしたかった。まあくんは再結成ピンクレディーのおっかけもしてるので、衣装を着て踊っている赤いモヒカンがいたら、それはまあくんですよ。 俺はあいかわらずジョー君と小芝居しながらのDJで大いに盛り上がり、朝6時過ぎまで約百人強のお客さんが残ってくれてアホノリでした〜。このイベントに来てくれた方が読んでいたら「本当にありがとうございました。また来年もやるつもりですよ」。 しかし、小芝居DJ、ちょっと一人ではできないな〜。
31日朝、再びヤングの楽器車に乗り、宿泊先の京都に帰ると雪が降っていた。
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