夜、月を見ながら。
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2005年01月11日(火) |
連休初日は心の広さについて考えよう。 |
ふと思ったのだけれど、どうやら「心の広い」人って
いうのを、たとえば他人から迷惑をかけられても怒っ
たり苛立ったりせず、許してあげられる人と考えるの
はちょっとおかしく、だって、迷惑かけられてちっと
もむかつかない人間ってのは要するに鈍感なだけで、
それは「心の無い」人だと言ってもいいんだと思う。
一般的に心無い人っていう時の心は良心を指してるわ
けで、悪心はあるわけ。じゃ、「心の広い」人っての
は、どんな人なのかと言うと、怒りや苛立ちを自分の
なかでコントロールして、外に出さない人。つまり、
自分の中の負の感情を整理できるスペースを心の中に
持っている、だから心が広いというわけ。で、「心の
広い」人は自分よりも他人を優先しているように見え
たりもするんだけれど、それも違っているような気が
して、だって、他人に迷惑をかけられた時、一番大切
に扱わなきゃいけないのは怒りや苛立ちを感じている
自分自身の心で、その心ときちんと向き合わなきゃ、
コントロールも整理もできるはずなく、だから「心の
広い」人はなによりも自分を大事にする人なんだと思う。
って、僕自身、「心の広い」人間じゃないのだから、
書いてることすべて想像なのだけれど、でも、「心の
広い」人になりたい、っていう人が増えていけば、争
いごとも少しは減るんじゃないかな。
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