けふの大福帳。


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2002年07月03日(水)    れいれいのごきげん3

れいれいとは我が家のセキセイのインコさんのことです。


えと、昨日書いてて自分でちょっとしんみりしてしまったもんだから、オチ?を書くのを忘れたんだけれども・・・・

お嫁さんをもらったピヨさん。ぢつはおかまちゃん説があります。


・・・・どぉいうことかと申しますと、インコさんてね、鼻の頭の色で雌雄を見分けるのです。

おのこ=水色
おなご=桃色

ピヨさんの色は、、ムラサキ色


おかまちゃんでしょ??まぁもしかするとおなごなのやもしれませんが・・・・。
あれはどう見てもムラサキでした。


さて、ピピちゃんがソラへ飛んでってから数年後。

−とある日曜日の夕方近く−

母:「某デパートの屋上で、ピヨちゃんのエサを買ったときにね、かわいいヒナがいてね〜」
父:「そいつがちょこちょこと、行く方行く方ついて来るんだよ」
母:「連れてって欲しかったのかね」
父:「かわいかったな」


「連れてって欲しいのかも」と思う時点で、「連れて返りたい自分」なわけです。
父上と天佑と弟君。その日の内にデパートへと向かいました。

ペットショップは閉店間近、ヒナはすでに箱の中で眠ってしまっていました。
まだ羽根の生え揃わないヒナたちは、すみっこにかたまってぴちゅぴちゅ寝ておるのです。

天:「で、どの子なの?」
父:「うーん」

父上母上が見た子はむらさき色の子。ところがむらさき色のインコさんは二羽おって、しかも眠ってるもんだからどちらがさっきの子なのかわからない。

皆:「どっちだろ〜」

そこへ店員さんが「じゃぁ二羽とも連れて帰ればどう?」と提案。

天:「でも見分けがつかなくなりそう・・・」 ←この時点で二羽連れて帰る気になっている。


結局、“かわいい子”は二羽を起こして比べて、元気な子を選んだ。
“かわいい子”はメスだったので、もう一羽は「じゃぁオスを」と自然に考えてパステルカラーの子を選んだ。


帰る道すがら、弟君と名前を考えた。

天:「こっちの子はさ、レインボーだからレイさんにしよう」
弟:「じゃあこっちはオレがつける!」


−数分後−

天:「決まった?・・・・むらさきだからサキちゃんにすれば?」
弟:「オレが決めるのっ!」



と、怒ってみたものの、あまり良い名前が浮かばなかったのか“かわいい子”はサキちゃんとなった。

むらさき色のかわいい子、名前はサキちゃん。
レインボー色の子、名前はレイくん。



てんゆは二羽が入ったかごを眺めながら、「仲良くなって、たくさんちっちゃいのが増えるといいなぁ」と、まだ考えていた。


このとき、てんゆ中一。弟君小一。
夕焼け迫る橋の上のできごとでございました。

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