彩子の日記...彩子

 

 

ゴトゥ。 - 2002年01月24日(木)

今日夕方に電話があった。
だけど、近くにお母さんや沙織がいたから
進路の話とかできなかったし、
声も出せなかった。家族に聞かれたくなかったから。
聞きたくなくても
絶対聞き耳たててることってあるでしょ?だから。
あたしって家族さえも信用してないのかなぁ?
でも、確かに最近家にいても息詰まる。
沙織がまじ微妙に家庭的になりやがって
タオルとか置いたままにしておくと
『彩子が帰ってきたら絶対汚れる』とか
すっごい目で見られてるし、
目障りなくらいに片付けで動くし、
お母さんがご飯作ってるときは台所にいるし、
この前2人で話してたら
『うち、もう大体家事はできるさね。
お母さんのとか見よったけん、
調味料とか、料理の順番とかもわかるし』って。
『だけん何?』って思った。
女のこって、
好きな人がいたら家庭的になっちゃうんだね。
それが本能なのかなぁ?


今日のゴトゥとの電話は
ホントに何も話してない。
そしたら『一応言っとくけど、
センター受けさせたこと後悔してないし、
今でも実力あるのは認めてるし』って改めて言われた。
改まってたから『急に何?』ってビックリした。
それでもあたしは話せなくて、
『何か話したいことがあれば
書いて送ってほしいかなぁ』って言われちゃったよ。
だから最近のことを簡単に書いて送った。
その後すっごい沈んでた。
ケータイ鳴らないし、
あたしってば誰にSOS出していいかわかんないでいるの。
『ケータイに入ってる友達って何だろ?』って思ったし、
今まで生きてきた中で史上2番目くらいに位置するくらいの勢いで
今のあたしすっげー汚い。

矢ヶ部からメールきて、
絵梨香ちゃんとの不安事みたいなのを聞かされた。
『離れたくないね。
絵梨香は東京に行かんって言いよる。
そいけん、「早く帰ってきて」て言われた。この前はね。
俺にとっての絵梨香の存在は未知になってしまった。
好きけん、もっと絵梨香のこといろいろ知りたくなるっさ。
けど、それが絵梨香にとっては、ウザい感情に走るごたる。
昨日のケンカもそんな感じやったしね。
けど好きって気持ちだけで、遠恋できるとかね?って思うっさ。
俺はそれだけでは無理って思うっさ。
お互いがもっとお互いのことば、解りあわんばって思うっさ!!
もっと俺は絵梨香ば信じんばし、絵梨香はもっと俺のこと信じてほしかっさ。
で、それができたら、遠恋もできると思うし、
本当に結婚ば考えていきたい!!
そいけん、俺がいくまでの間に、
気持ちに完全な自信ばもってもらいたいって思う』
『やっぱ好きになったらダメな人やったとかね?
絵梨香って一人の女性は。
けど、今から嫌いになれって言われても無理やしね。
だけん、東京に行く前に後悔だけはしたくないっさ。
自分がやれるだけやって、絵梨香に気持ちの伝わらんかったら、
遠恋ば諦めるね。
そいけん、やれることはやっていきたいね。
ある意味、いい思い出にもなるしね☆
やっぱ高校生活最後だから、後悔せんようにせんばね。
お互いにね(^_^)』って。
いろいろ考えさせられたね。
でももう忘れた。
あたし今精気抜けてるって。まじで。

昨日夜中に思ったこと。
あたしは「竜也と」キスしたかったんじゃなくて
「キス」がしたかったみたい。
好きって気持ちじゃないのに
後悔や謝罪ばっかりが残ってる気がするよ。

こんな腐ったあたしのままじゃ
誰にも会えません。
ぶくぶく太ってるし。


課題研究の発表、楽しかったー(笑)
残り3分であたしの番で、
5組の子とか教室に入ろうとしてたから
すっごい早口で話したけど、
人前で発表するってやっぱ楽しい♪
みんなすごい内容だったなぁ(>_<)
荒川さんとか超多すぎやし。


今日ご飯食べて、
部屋で打ちひしがれてて、
1階に行ってコタツで寝てたら
典子と香菜子からメールきてて、
香菜子があたしの事をすっごい心配してくれてた*
すっごい嬉しかった。
うまくいえないけど、嬉しい気持ちが溢れてきたの。


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勉強する気なんてなくて
レポート書き終わったらさっさと寝ようと思ってたのに、
お父さんから『彩子、頑張ってね』って言われた。
どうしていいかわかんなくて
一瞬すごい恥かしいような気持ちになったよ。



...



 

 

 

 

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