五行日記
ガム

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■ 救いの手は吹き飛んだのか。

僕を救ってくれるのなら、たといクモの糸でも構わない。

一刻も早く、この状態から這い上がりたいと天を仰ぐ。

クモの糸程度なら、目の前に垂れてたのかもしれない。

だけど僕は、それに気付かないまま

ため息で吹き飛ばしてしまったのかもしれない。

2004年05月31日(月)

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■ 映画レンジ。

午後から良い意味でフラット。

観た映画の力も手伝って、凍ってた心がようやく動き始めた。

それでもまだ感動は2割引(当社比)。

完全に解凍されていたら、多分、きっと、泣いていただろう。

このまま最後まで解けてほしい。と、切に願う。

2004年05月30日(日)

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■ 北風か太陽か。

これまで何人かの人が、僕を変えようと頑張ってくれた。

その度に僕は、その人たちを太陽のように温かく感じた。

でもみんな僕を変えられず、北風になって去っていった。

そしてまた『今度こそ太陽が現れた』と思ったのに…。

未だに僕は、脱ぎたいコートを脱げずにいる。

2004年05月29日(土)

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■ あ、テンション・フリーズ…。

なんなんだこの感覚。

テンションが上がるわけでもなく下がるわけでもない。

ずっと凍り付いたように心が動かない。

アテンション・プリーズ。

本日、ガムはどこにも飛び立ちません。

2004年05月28日(金)

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■ 青で迷惑な邪魔に遭遇。

独りでいたくなくて飲みに出かけた。

独りで飲みたくてカウンターに座った。

嬉しい邪魔と迷惑な邪魔が入った。

迷惑な邪魔へ。帰るって言ったんなら帰れよ。

お陰でゆっくり飲めなかったよ。

2004年05月27日(木)

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■ 極上親子丼フォーク。

昼ご飯を上司に奢ってもらった。

当然僕は言った。「ご馳走様です」ホント当たり前のことだ。

でもこの当たり前のことができない若いヤツが多いこと。

別に何かを期待して奢ったり、ご馳走したりする訳じゃない。

でも「ありがとう」「ご馳走様」くらい言えないもんかね。

2004年05月26日(水)

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■ 抜き身の言葉で斬りましょうか?

言葉が諸刃の剣だってことは知ってるよ。

でももう嫌みや皮肉抜きで彼らに話す言葉はないんだ。

僕はもう蹲踞の体勢。覚悟はできてる。

問題なのはただひとつ。

鈍感な彼らが斬られたことに気付くかどうか。

2004年05月25日(火)

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■ 僕が欲しいのは金塊。

まるで金箔のような付き合いだね。

すごくキラキラしてて、みんなとても楽しそうだ。

でも僕は遠慮しておくよ。

そんな薄っぺらい上辺だけの煌びやかさなんて。

僕がそこに行ったら雰囲気が緊迫してしまうよ。

2004年05月24日(月)

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■ いびつでも自分。

何やら歯車が狂ってる、と感じる。

そう感じるのはきっと僕自身が狂った歯車だからだ。

でも換えの利く歯車なら僕は僕じゃなくてもいい。

もっともっと狂って、そして自分だけの形を作ろう。

いずれ僕の歯車が必要とされるときが来るさ。

2004年05月23日(日)

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■ なりそこないバタフライ。

まだ少し風邪が残ってるのか、時々喉が痛む。

時速200キロの咳をしながら、ふと思う。

蝶の羽ばたきでさえ地球の裏側にトルネードを起こせるのに、

僕の咳は彼女の心にそよ風すら起こせない。

喉が痛む。温かいレモネードが飲みたくなった。

2004年05月22日(土)

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■ ギル茶、冷えてます。

本当はもう自覚してるんだろ?

世界で一番傷ついたふりして、沢山の人を傷つけてること。

痛いと感じてるその足は、誰かの足を踏みつけてるんだ。

「有罪」という名前のお茶を飲んだら、

他人の痛みを感じて泣いてみな。

2004年05月21日(金)

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■ うらやむことはない。前を見よう。

空を飛ぶ鳥たちに自由は感じない。

もし彼らが自由だというのなら僕らも十分自由なはずだ。

彼らだって空を超えて飛び出すことはできないし、

僕らもきっと同じようなもんだ。

そんなこと考えてたら何だか今日は頑張れた。

2004年05月20日(木)

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■ むらさきで雲を抜ける。

彼の指さす方だ。

そこに答えがあるような気がする。

だけど彼には10本の指がある。

でもどの指の指す方が正解かなんて考える必要はない。

そこに答えがあると思って進むだけだ。

2004年05月19日(水)

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■ 葛藤の交差点にて。

ここに留まりたいという気持ちと

ここから逃げ出したいという気持ちが

葛藤の交差点で衝突しバラバラになった。

僕は気の抜けたジンジャーエールを飲むために

ここにいる訳じゃない。

2004年05月18日(火)

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■ 10年宿題。

髪の色を元に戻した。

でもこれで全てがリセットされたわけではない。

浅く腰掛けた椅子にもたれて、腕組みして、足を組んで、

深いため息をして、目と奥歯に力を入れて、

変わるべきか、変わらざるべきかを考えた。

2004年05月17日(月)

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■ 盗めるものは盗め。

久しぶりに本を読み始めた。

本を読むのはあまり好きじゃないけど。

他人の言葉や表現が自分の言葉や表現を

上書きしていくような気がして。

でもまぁ、たまにはいいかななんて。

2004年05月16日(日)

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■ うらやましい死骸。

車にはねられ道路脇に寝そべる動物の死骸。

ドライバーは意識してそれらを避けていく。

その時ドライバーは思うだろう。

「可哀相に」とか「汚い」とか「邪魔だ」とか、さまざま。

どう思われてるかはともかく、それらは意識されている。

2004年05月15日(土)

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■ 安心できません。

『安心しろ、秘孔ははずしてある』って。

秘孔突かれまくったんですけど…。

『ハイウェイ』と『ばらの花』で潤んだし。

昨日今日のモヤモヤが多少吹っ飛んだ。

すごいぞくるり。ほんとに凄かった。

2004年05月14日(金)

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■ このところずっと休んでる。

いろんなことを考えすぎて身動きがとれなくなってる。

もうケリをつけたはずのことまで蒸し返したりして。

昔、上司に言われた言葉を少し思い出した。

「『下手の考え休むに似たり』だぞ。」

嗚呼そうか、ここ最近の僕はただ休んでるだけなんだな。

2004年05月13日(木)

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■ プラスマイナスゼロ。時々雨。

死んでもいいかなって思った。

誰か殺してくれないかなって思った。

痛みはもう沢山だった。

そんな時に電話が鳴った。

少ししゃべりすぎたかな…。

2004年05月12日(水)

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■ 雨の中、音は流れた。

音楽を止めて雨音に耳を傾けた。

フロントガラスに落ちた小さな雨粒は

寄り集まって音符のように丸くなった。

音符はワイパーのメトロノームに弾かれて

どこかへ流れて消えていった。

2004年05月11日(火)

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■ 足が早い話。

今話したいことは、今話したい。

今日話したいことは、今日話したい。

話には鮮度があって、話したいときに話させないと

どんどん鮮度が落ちてくんだ。

明日になったらもう腐っちゃうよ。

2004年05月10日(月)

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■ 而立〜破かれた青写真〜

思い描いていた自分はこんなんじゃなかった。

もう少し先にいると思ってた。

それでも積み重ねてきたものは否定できない。

もう古くなった青写真は破いた。

もう立たなきゃいけない歳になったんだ。

2004年05月09日(日)

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■ そしてまた断られたわけで。

ずっと前から声をかけることもできたんだけど

断られちゃったら当日まで引きずっちゃうしね。

だからいつも誘うのは突然。

断られて当然って状況で誘うんだ。

その方がダメージ少ないしね。

2004年05月08日(土)

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■ ベースボールキッズ。

子供の頃は日が暮れるまでボールを追いかけるような

野球少年ではなかったけど、今は野球が楽しい。

走る、投げる、捕る、打つ。

ただそれだけだけどシンプルで奥が深い。

そして何より終わった後のビールが美味い。

2004年05月07日(金)

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■ もう14年になるのか。

14年前、僕の命を救った医者が今、

白血病で入院していると聞いた。

口は悪いが腕のいい医者だった。

立場は変わっても病気や怪我と戦うことに代わりはない。

僕も先生からもらった命で頑張る。先生も頑張れ。

2004年05月06日(木)

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■ それは気がつかなかった。

「久しぶりにガムさんの『OK、OK。』を聞いたぁ。」って。

あぁ、そう言われるとそれも口癖かも。

ごく身近な人が不安そうにしたら口にするし、

時には自分に言い聞かせるように口にする。

元気のためのチョットした魔法の言葉。

2004年05月05日(水)

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■ あたったみたいです。

寝付けないほどの発熱。

発熱による全身の痛み。

腹痛と急降下。

間違いない。この症状は食中毒。

だがしかし何に?(あのキムチ?)

2004年05月04日(火)

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■ 機会があれば今度話すよ。

自分をつなぎ止めるため(だけじゃないけど)

昨日、今日と以前住んでた街で友人と酒を飲んだ。

今日はホントはね、もう少し話したかったことがあったんだ。

でもそれを話すには僕はあまりにも酔いすぎていたし、

「時効かな?」「今更かな?」って気もしたんだ。

2004年05月03日(月)

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■ 実家近くの橋の上で。

改修された河川敷、木からコンクリートになった電柱、

新幹線が走るようになった線路、川面に映る僕の顔。

懐かしさを感じる反面、変わってしまったものもある。

僕は慣れ親しんだこの川へ飛び込みたくなった。

ただ童心に返って。

2004年05月02日(日)

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■ 天使は欺けない。

小さなこどもは全てを分かったような目をして

僕の顔を覗きこんでくる。

僕は心の中を見透かされないよう

精一杯の笑顔で彼らに接する。

それができなければ、ただうつむくだけ。

2004年05月01日(土)
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