五行日記
ガム

■■■
■■
■ 多分きっと君も。

到着口から現れた人たちは皆、不安そうな顔。

ロビーで待つ家族や恋人や友人を見付けると

緊張の糸が切れたように安堵の表情を見せた。

どれだけ会いたかったのかは表情を見ればわかる。

きっと君もこんなふうにいい笑顔で彼に会うんだろう。

2004年04月30日(金)

■■■
■■
■ 一生に一度くらいは。

久しぶりに髪の色を変えてみたが意外と好評。

「金髪にすれば良かったのに」なんて声が上がったくらい。

さすがに金じゃ仕事ができないでしょ。

でもこの色はGW限定。

本当はモヒカンにしたかったんだけどね。

2004年04月29日(木)

■■■
■■
■ それでも彼女は優しかった。

不用意なメールで僕のウソはばれた。

ウソを吐くなら最後まで吐きとおすべきだったのに。

恥ずかしさと情けなさと悔しさに苛まれて彼女の前で泣いた。

彼女の何を知っていた訳じゃない。

これからはウソなしで向き合いたいと思った。

2004年04月28日(水)

■■■
■■
■ やめられないとまらない。

イライラすると無性に耳掻きがしたくなる。

そしていつも血が出るまで掻いてしまうんだ。

真っ赤に染まった綿棒を見て今日も思う。

次のかさぶたがとれるまでに

このストレスがなくならないかなって。

2004年04月27日(火)

■■■
■■
■ 曖昧な人間の苦悩。

ライン引きを持って、ただ、たたずむ。

石灰は満タン。押しても引いても線は引ける。

真っ白い線が、引ける。

でもどこに?どこに引けばいいんだ?

曖昧な、すごく曖昧な気持ちを区切る線引きが、できない。

2004年04月26日(月)

■■■
■■
■ だるまさんが転んだ。

このところ毎日、信じられないくらい寒い。

朝晩はストーブを焚く始末だ。

サヨナラしたはずの雪だるまが天気予報に帰ってきた。

僕のまわりには降らなかったけど。

どうやらここに来るまでに雪だるまさんは転んだらしい。

2004年04月25日(日)

■■■
■■
■ 時速110キロに焦がされて。

開幕が近いので今季初のバッティングセンターへ。

久しぶりとはいえ110キロの速さにかするのが精一杯。

視力と握力と感覚の低下が著しいようだ。

ボールの焦げる匂いが心の焦りを誘った。

お金払って素振りしてる場合じゃないよ、全く。

2004年04月24日(土)

■■■
■■
■ Mr. モーニング現る。

ストレスが壊したブレーキはもう捨てた。

アルコールの燃料を積んでアクセルを踏んだ。

大声のクラクションで語り合った。

最後はトップスピードのままエアバッグに飛び込んで、寝た。

今日も午前様。でも今日は楽しかった。

2004年04月23日(金)

■■■
■■
■ 精神麻酔。

まぶしい光を当てられ僕の一部は徐々に感覚を失う。

ドリルは歯を削り、その音は精神を削っていく。

心の痛みにも効く麻酔はないの?

もしあるなら分けてほしい。今すぐ射たなくていいから。

切れたあとの痛みにはきっと耐えてみせるから。

2004年04月22日(木)

■■■
■■
■ おかしな話。

仕事から逃げ出したいと思ってた自分が

いつのまにか仕事を逃げ場にしてる。

いろんなとこから逃げて辿り着いたのが仕事か。

おかしな話だ。笑えるよ。

笑えないけど笑ってみるよ。

2004年04月21日(水)

■■■
■■
■ 優しさのはけ口。

ほんの少しだけど誰かのための優しさは持ち合わせてる。

でもそれを彼女のために使ったら僕の言葉がウソになるし、

他の誰かのために使ったらそれ自体がウソになる。

誰かに優しくしたいんだけど、はけ口が見つからない。

とりあえずそんな想いを献血にぶつけてみた。

2004年04月20日(火)

■■■
■■
■ コーヒーが雨のように冷たい一日。

今日のコーヒーはいつもより苦く感じた。

涙のような小雨が落ちた。

この雨と君の視線はどっちが冷たいんだろう?なんて

よくわかんないことを考えた。

そういや最近まともに目も合わせてないや。

2004年04月19日(月)

■■■
■■
■ 米泥棒と親孝行。

農作業日和。実家で稲の種まきを手伝った。

もはや『収穫後には新米を』という下心はそれほどない。

むしろ年々小さくなる親父の背中を感じつつ

少しでも力になれたらという思いの方が強い。

まだまだ教えてもらうことはたくさんある。がんばれ親父。

2004年04月18日(日)

■■■
■■
■ ヒリヒリうれし。

ボールを追って何度も走った。

芝生の上に何度も倒れた。

太陽と土と芝生の匂いが懐かしかった。

ようやく僕の季節だ。

日焼けした顔と太ももが嬉しそうだ。

2004年04月17日(土)

■■■
■■
■ 晴れのち曇りのみそロード。

歳を聞かれて答えるとかなり若く見られてることに気付く。

若く見られることに悪い気はしないけど、でもそれは

見た目が若いからじゃなく中身が薄っぺらいからなんだろう。

このくらいになればもっと大人になれると思ってたのにね。

なんだか曇ってきた。大丈夫か、僕は。

2004年04月16日(金)

■■■
■■
■ 緑から青にハシゴをかけて。

また独りいつものルートだ。

独りはとても淋しくて、だけどとても楽だ。

彼らのことを「わかんない」と思うのは

わかろうとしてないからなのか。

辿り着いた青でグチがこぼれた。

2004年04月15日(木)

■■■
■■
■ 怒る門には鬼来たる。

まともでいたらちっとも笑えない。

つまんないことにいちいち腹を立ててたら

次々につまんないことが舞い込んできた。

絵に描いたような悪循環。

一丁狂ってみるかな。笑うために。

2004年04月14日(水)

■■■
■■
■ 癒しの頭も信心。

癒しを求めて女の子の友達と2人っきりの食事。

2人で会うのが初めてで、お酒も飲まなかったこともあり、

癒されるどころか、ただ緊張して逆に疲れてしまった。

それでも彼女のことを考えない時間が持てたことは

紛れもなくその子のおかげだと思えれば、ね。

2004年04月13日(火)

■■■
■■
■ ありがとう、いい薬です。

数年ぶりに高校時代の友人から電話をもらった。

どうやら地元の近くに転勤したとのこと。

電話越しに聞こえてくる子供の声が幸せを物語ってた。

積もる話は色々とあるけどそれはまたの機会に。

僕は君に覚えてもらっていたことで元気になれたよ。

2004年04月12日(月)

■■■
■■
■ 悲しきポジション。

もっと君とじゃれあっていたいけどそんなわけにもいかず、

もっと優しくしてほしいけど僕に来る君はいつも厳しくて、

触れたいのに触れられなかったりするとすごく悔しいし、

だから君を思いきり蹴飛ばしたりしてしまうんだ。

愛情の裏返し。ゴールキーパー。悲しきポジション。

2004年04月11日(日)

■■■
■■
■ 正解Uターン。

もしかしたら会えるかななんて思って

彼女がいるはずの街へ向かったけど、

もし会っちゃったらどうしようなんて思って

途中で引き返した。

会いたいから会っちゃいけないんだ。

2004年04月10日(土)

■■■
■■
■ 木と金の落とし穴に足を取られ。

なんかやっぱどっか狂ってる。

夕方までずっと今日が木曜日だと思ってた。

明日もあるからなんてちょっと余裕見せてしまった。

ホントにホントに時間と足が足りない。

2本しかない足なんだ。そんなに引っ張りなさんな。

2004年04月09日(金)

■■■
■■
■ どうしてもどうしても。

カレーライスが食べたくてお昼の注文をしたのに

「今日、カレーライスはできません」だと…。

「ない」と言われたら余計に食べたくなる悲しき性。

結局外にカレーライスを食べに行った。

障害があるほど燃えるってこういうことなのか?

2004年04月08日(木)

■■■
■■
■ らしくないですか?

いつもなら迷うこともなく、もう一軒行ってたはず。

特に疲れてた訳でも眠かった訳でも酔ってた訳でもなく

まっすぐ家の方へ足が向かったのは

星も見えない曇り空だったからだろうか?

それとも年取ったのかな、俺。らしくない。

2004年04月07日(水)

■■■
■■
■ ここにあるはずの探し物。

僕の胸の一番切なさを感じる部分に

見えないトゲが刺さってるような感じ。

抜こうとして手探りで探してみるんだけど、ただ、

切なさだけが刺激されてトゲには触れることもできない。

ほっといたら消えてなくなるかな?この気持ちと一緒に。

2004年04月06日(火)

■■■
■■
■ サボテンな目。

座席の位置が変わって落ち着かない毎日。

視界に入る全てのものに邪魔されてるような気がして。

新年度、そして一週間は始まったばかりなのに

目つきはすっかり意地悪ガムに。

態度に出さないように気をつけないと…。

2004年04月05日(月)

■■■
■■
■ いい大人の現実逃避。

結婚します。

そうしなきゃ前には進めないんだし。

すごく悩んだけど決めました。

幼なじみを選んだこと、後悔しません。

いやしかしおもしれなぁ、ドラクエV。

2004年04月04日(日)

■■■
■■
■ 手探りの日。

ここ最近、慣れないことしすぎたせいか

ぐったりしたまま終わってしまった休日。

変わらなきゃと思ってしていることがとても辛い。

何もしなくても辛いんだと自分に言い聞かせてみる。

変われることは嬉しいんだけど、なんかこうないかな?

2004年04月03日(土)

■■■
■■
■ せっせっせーのよいよいよい♪

僕の中の天使と悪魔が歌ってる。

『摂生せー♪』と天使のガム。

『酔い良い良い♪』と悪魔のガム。

『せっせっせー♪』と『よいよいよい♪』…。

今日も悪魔の歌に従って、ほろ酔い気分のガムでした。

2004年04月02日(金)

■■■
■■
■ ウソと強がりの仮面。

僕はウソをついてる。

どんなに言い訳を並べても目は彼女の姿を追ってしまうし

耳は彼女の声や足音を選んでしまう。

それでも僕は彼女の笑顔のためにウソを続ける。

ピエロの仮面の下の僕の顔なんてどうでもいい。

2004年04月01日(木)
≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加