五行日記
ガム

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■ 背中の羽。

自転車での帰り道。

スピードに乗った下り坂で向かい風を受け

スーツの上着がパラシュートのように膨らむ。

ほんの一瞬感じた浮遊感。

背中に羽がはえるってこんな感じなのかな。

2005年05月31日(火)

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■ ステイ・ゴールド。

今日、青が金に変わった。

初めて手にする金の重み。

オリンピック選手なら4年先を考えるのだろうけど

僕が考えるのは5年先のこと。

次も金を取れるよう安全運転を心がけよう。

2005年05月30日(月)

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■ 不安な光。

何だか最近おかしなものが見える。

左側の視野いっぱいのところに不意に現れる白い光。

寝不足でもないのに痙攣する左目の周りのせいだろうか。

思えばこめかみを強打してからのような気もする。

何か特別な力にでも目覚めたのなら嬉しいけど。

2005年05月29日(日)

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■ キラー・D。

鉄の鎧を纏った途端、無防備な人間を見下したように走る。

その無謀な運転に、これまで何度轢かれそうになったか。

時々思う。命を捨ててでも、敢えて轢かれてみようかと。

そうやってDの人生を壊してやろうかと。簡単なことだ。

その時初めてDは気付くだろう。自分の犯した過ちを。

2005年05月28日(土)

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■ やわらかな日。

先週観たつまらない映画の口直し。

自分ひとりでは多分選ばなかった映画をふたりで選んだ。

期待していなかった映画に良い意味で裏切られた。

帰り道を照らす少し欠けた黄金の月。

その優しい光が僕らをやわらかく包んだ。

2005年05月27日(金)

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■ カールスバーグで祝杯を。

何かに呼ばれるようにして目が覚めた。

時間を確認するためにつけたテレビでCLの決勝戦。

その時点で3−0でミランがリードしたままハーフタイム。

まさかの試合展開に朝っぱらから興奮した。

好きなチームではないけど両チームを祝福したい。

2005年05月26日(木)

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■ 深く寝入る。

生活が変わってからはよく眠れるし泣くこともない。

だけど何だかスッキリしない。

気付いたらまただいぶ爪が伸びてる。

爪の先の白い部分が許せない。

多少痛くても深爪くらいがちょうどいいんだ。

2005年05月25日(水)

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■ 端っこボタン。

途中まではちゃんとしてたんだ。

でもいつの間にかボタンをひとつ掛け違ってた。

僕は端っこにひとつ余ったボタンのように

在るべき場所について考えてみる。

今まで無かった切なさが僕を覆った。

2005年05月24日(火)

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■ 何気ない朝。

朝、早めに起きてアイロンをかける。

スチームのにおいに懐かしさを感じた。

伸ばされた繊維から湯気が立ち上る。

日だまりにも似た暖かさ。

また一つ幸せを憶えた何気ない朝。

2005年05月23日(月)

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■ つくしんぼとかくれんぼ。

行きたかったライブのチケットはソールドアウト。

持て余した時間で映画を観る。

この映画がハズレで踏んだり蹴ったり。

そこへ追い打ちをかけるような雨。

口直しというか仕切直しというか、来週も映画を観よう。

2005年05月22日(日)

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■ 軽くなった頭で。

伸びた髪の身分証明書。眼鏡までかけてる。

こんなんで自分を証明できるんだろうかって

ずっと行きたいと思っていた散髪へ。

ギュウギュウだった帽子がブカブカになった。

帽子に詰まっていたのは迷いとかそんなもんだったのかな。

2005年05月21日(土)

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■ 垂れ下がる糸の先に。

どこから迷い込んだのか、部屋の中に一匹の蜘蛛。

ここに巣を張っても食事にはありつけないだろう。

ここは僕だけの部屋だから共存は難しいよって、

窓を開けて部屋から蜘蛛を追い出す。

たかが一匹の虫の何に僕は怯えているんだろう。

2005年05月20日(金)

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■ 悲しみスパイラル。

そこの社員への暴力や嫌がらせが相次いでいるらしい。

その暴力で誰かが救われるというのか?

その嫌がらせで何かが解決するというのか?

その行為こそが脱線しているとは思わないのか?

悲しみが新たな悲しみを生む悲しい世の中だね。

2005年05月19日(木)

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■ あきらめの温度差。

あきらめたフリをしても頭の中では狙っていたり、

あきらめてないつもりでも心はとっくに折れていたり。

その温度差に凍えてみたり、火傷してみたり。

その度に自らに言い聞かせる。

『あきらめが肝心だ』『絶対にあきらめるな』って。

2005年05月18日(水)

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■ ガラスの靴。

失ったものを再び手にすることは一度目よりも難しい。

僕らに掛かっていた魔法が解けてしまったのは

もう誰の目にも明らかだけど、

もし解け残った魔法があるのなら

元通りとはいかなくても普通に話せるようになれたらと思う。

2005年05月17日(火)

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■ ぎくしゃくロボットマン。

道路脇の歩道ほど起伏のない生活。

感情のないロボットのように同じことの繰り返し。

川面に映る月を見ても揺れる月に揺らされる心がない。

期待していたのはこんなんじゃなかったよな。

油を差したい衝動に水を差してスイッチを切る。

2005年05月16日(月)

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■ ハレ、クモリ、アメ。明日は?

相手選手の膝を左のこめかみに受け、しばらくうずくまる。

強烈なシュートを顔面で受け、右目のまぶたがハレる。

両目がうまく開かずに視界がボンヤリと曇る。

後を引く痛みに潤んだ目から雨のように涙が零れる。

勝ったから良かったけど、明日はどんな顔になってるかな?

2005年05月15日(日)

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■ あれもこれもどれも。

何かこう、頭ん中があれもこれもで

何から手を着けていいのやら。

結局、何にも手を着けられずに

ボンヤリと終わってしまう一日。

どれもこれもうまくいかないなって。

2005年05月14日(土)

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■ ディーン。

そうなってから、もうどれくらいになるだろう?

昔観た映画の主人公を意識して肩をすくめて歩いていたら

そのまま猫背になってしまったっけ。

そういえば最近映画を観ていない。

胸張って帰れるような映画ってあったっけな?

2005年05月13日(金)

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■ 幾万の雨粒。

天気予報を確認しないで出かけたせいで

傘のない帰り道、雨に濡れることになった。

僕に落ちる雨粒は幾万と降る雨粒のうちのほんの僅か。

なのにまるで初めから僕を狙っているかのように正確だ。

今は雨で隠したいような涙も流すことはない。

2005年05月12日(木)

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■ 悔しさの尺度。

試合に負けたら悔しいのは当然だけど

FWとして出場して点も取れずに負けた試合は

GKとして出場して点を取られて負けた試合より

何倍も悔しいってことを思い知った。

もう一回チャンスをくれないかな。

2005年05月11日(水)

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■ 当たり前の世界。

当たり前だったことが当たり前じゃなくなると

急に不安になったり弱気になったり。

でもようやく当たり前だった世界に戻ってきた。

香りのある世界、味のある世界。

声さえ取り戻せたら完全に元の世界。

2005年05月10日(火)

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■ 掛布Day、バースDay。

ミスタータイガース掛布雅之さんの誕生日である今日、

僕は掛布さんの背番号と同じ歳になった。

彼がプロ野球選手として登場した1974年に

僕が生まれたのも何かの縁だろうか。

別に阪神ファンじゃないんだけど、おめでとう掛布さん。

2005年05月09日(月)

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■ 喜びを見いだす。

決断のスピード、飛び出しのタイミング、声の指示。

ゲームを重ねるたびに上達しているような気がする。

ゲームの結果とは別に1対1の緊張感も楽しめる。

これでPKを防いだりしたら、どれだけ興奮するだろう。

今年はキーパー一本で頑張ってみようかな。

2005年05月08日(日)

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■ フラジャイル。

風邪はもうだいぶ良くなったけど、

今度は彼女が風邪をひいてしまった。

ドライブの時、うつしてしまったんだろうか。

生憎僕は持ち合わせてない。

風邪に効く薬と、壊れやすいものを扱えるほどの優しさは。

2005年05月07日(土)

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■ 5月にMayる。

テレビは毎日悲しいニュースばかり垂れ流す。

乗り物の事故、殺人事件、反日デモ、ミサイル発射…。

沢山の人が傷ついて、大勢の人が亡くなった。

最近まで浮かれていた自分は、もう何処かへ消えた。

弱ってる躰も手伝って、5月だってのに妙に気が滅入る。

2005年05月06日(金)

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■ 後付けの切なさ。

特別切ない想いをしている訳じゃないのに、

嘗て無いほど胸が張り裂けそうだ。

風邪とはいえこれほど咳をしたことはない。

ふと尾崎放哉の句を思い出した。

その後で切なさがやって来たよ。

2005年05月05日(木)

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■ 鼻声ドライブ。

天気が良いからどっか連れてってとのメール。

風邪は昨日よりだいぶ良いけどまだちょっと辛い。

鼻声で良ければってことで出かけることに。

辿り着いた公園の桜は殆ど散ってしまっていたけど

そこには何かが咲いたのかもしれない。

2005年05月04日(水)

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■ 寝込むGW。

前半飛ばしすぎたツケが回ってきた。

叫びすぎたノドの痛みは風邪による痛みに変わってしまった。

布団に入り、一日中天井を見ながら過ごす。

図らずものんびり過ごすことになってしまった。

昨日までの錯覚は、もうどこかへ消えてしまったな。

2005年05月03日(火)

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■ 日常のスピード。

高速道路を降りた後の世界がゆるやかに感じるように、

昨日までの駆け抜けた3日間の後では、

いつもの日常が非常にゆっくり流れているように感じる。

今までとは違った流の中で見付けられるものもあるのかな。

もしそうだとしたら、この錯覚が終わる前に見付けたい。

2005年05月02日(月)

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■ 胸キュンのスイッチ。

GOING UNDER GROUNDのライブに参戦。

昨日と一昨日で潰した喉を酷使して今日も叫ぶ。

振り上げた拳の先と繋いだ手の掌には

胸をキュンとさせるスイッチがあるみたいだ。

またしても日常と夢の間を彷徨う迷子になりそうで。

2005年05月01日(日)
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