こしおれ文々(吉田ぶんしょう)
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| 2004年05月11日(火) |
(未決定)その42 座右の銘 |
『エアータオルの効果に疑問を持つ会』 青森支部副支部長の吉田です。 オープンカフェでサンドイッチを片手にご覧の皆さん こんにちは。
コラム形式は久々。
たまに、吉田童話について質問を受けますが、 深いこと考えて書いてるわけではありませんので、 そんな深いこと考えて読まないでください。
最近妙に唇が荒れてまして、 リップクリームなしでは生きていけません。
座右の銘も【一期一会】から 【リップクリーム】に変わりそうな昨今です。
日曜日、洗車しました。 かわいい愛車にワックスまでかけてあげました。
世の中うまくできてるもので、 洗車した途端、昨日雨が降りました。
『へー、めんどくさがりのお前がワックスまでかけたんだ。 こりゃ明日は雨だな』
ってな具合に勝手な予言した友人の工藤君、 今回の八つ当たりのターゲットは、あなたに決定いたしました。
後日、私の母親の写メールお送りいたします。
| 2004年05月02日(日) |
吉田童話『異文化統一基本法』 その��再生 |
第3部 再生
平成20年3月
バブル崩壊から13年という月日を経て、 日本は先の見えないトンネルから、ついに脱することとなる。
東証平均株価は2万円台まで回復。 企業の設備投資も増加し、 4.7%だった失業率は、3%台まで回復した。
なにより、国債による借金が大幅に減少。
火の車だった台所事情は、 異例とも言える【経営改善】に成功したのである。
ちょうど3年前施行された『異文化統一基本法』。
この法律によって全国の【方言・なまり】は禁止となり、 国民は政府が認可した言葉のみを使わざるを得なくなった。
大半の人間は、政府が定めた準備期間のなかで、 【標準語】をマスターし、支障ない生活を送ることができた。
しかし、50代後半〜60代、 もちろんそれ以上の高齢の世代で、 政府の示した標準語をマスターすることができたであろうか。
結果は目に見えていた。
全国の高齢者は【言語】を失ったのと同じ状態となり、 公の場で言葉を発することができなくなったのである。
買い物も、電話も、私生活のあらゆることが滞るようになり、 精神的苦痛が増加した高齢世代で、 死亡率が一気に増加した。 特に、身寄りのない独居老人の死亡がその過半数を占めた。
日本は、高齢化社会という先進国が必ず抱える問題を解消し 結果的に、財政の足かせとなっていた介護保険や、 年金にかかる費用を抑えることができたのである。
政府はこのことについて、 【基本法はあくまで異文化の統率を目的としており、 高齢者死亡率の増加とは一切無関係。事実関係はない。】 とコメントした。
米国ニューヨークタイムズでは、 【日本は一つの法律によって、乳母捨て山を建設する費用を節減した】 と掲載し、 ワシントンポストでは、 【標準語を話せるいまの労働世代が、高齢者となったときは 英語を公用語にするつもりだろうか?】 などと皮肉った。
『異文化統一基本法』施行の本当の目的は 今となっては闇のなかに葬られる形となったが、 同年8月、与党議員が主催した【UNO】パーティーで、 【Draw Two】に対して、 【Skip】や【Reverse】による危機回避ルールを適用していたことが発覚。
平成16年に議員の年金未払いが発覚したときのように、 世間を騒がせることとなる。
『異文化統一基本法』 〜完結〜
| 2004年05月01日(土) |
吉田童話『異文化統一基本法』 その�∋楾� |
第2部 施行
平成17年3月
平成16年11月に可決された法案は、 異例の早さで施行された。 この基本法によって、国民の生活に特に影響したのが、 【地方なまりの使用禁止】である。
つまり、国民は政府の認可した単語・イントネーション以外は 使用することができなくなったのである。 どの地方であっても、標準語以外は使えないのである。
これにより、民放各社の時代劇は制作中止となり、 また、年末年始の特別番組は、格闘技モノが中心となった。
笑点で特に影響受けたのは林家こんぺい師匠である。
【ちゃっらーん】、【ちゃーざー村】などは 政府の認可がおりなかったため、 大喜利冒頭でのメンバーのごあいさつや問題の答えなどで ネタがなくなり、 同年5月には、オレンジ色の袴を脱ぐこととなる。 【笑いにおいても、『若干の余裕』がなくなった】と週刊誌に書かれた。
また、各県に生息していたローカルタレントは、 一斉に仕事がなくなり、お茶の間から姿を消していった。
東京大学人文学科の土屋教授に調査によると、 『異文化統一基本法』によって絶滅したローカルタレントは、 全国で100名を超え、 都道府県別にすると、最も多かったのは青森県の12名であった。
【方言・なまり】を売り物としてきたタレントが 相次いで対応に遅れるなか、 迅速な方向転換で功を奏したのがマギー司郎師匠である。
地方なまりを全面に出し、なじみやすさを売りにしてきた同氏であるが、 基本法施行とともに、一切の地方なまりを捨て、 流暢な標準語によるMCを披露。 その対応の早さに一躍、時の人となる。
ただし、その流暢さが逆にアダとなり、 【元々は東京出身でなまりの方が演技】だったことが、 一部の週刊誌で発覚。
ファン(特に40〜50代の女性層)の信用を失うこととなる。
言葉以外で統一対象となったのが、 【UNO】のルールである。
これまで無秩序だった地方ルールに対し、ついに法のメスが入ったのである。
具体的には、 【Draw Four】や【Draw Two】といったカードに対し、 【Skip】や【Reverse】での危機回避が、事実上不可能となった。 また、 【Draw Two】に対し【Draw Four】の上乗せは可能であるが、 【Draw Four】に対して【Draw Two】の上乗せは禁止となった。
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