2004年02月09日(月) |
気がつかないところで変わっている |
あなたはご存知だろうか。 今年の4月に消費税の表示が大きく変わるとこを。
4月1日から消費税の表示方法が変わる。 今まで100円の商品に消費税5円という形だったが、 4月からは105円と表示しなければいけない。 「総額表示方式」というらしいのだが、その説明を見ていると「国民を愚鈍にしてしまえ」といっているように思えるのは、私が斜めに見すぎているためだろうか?
例えば、 「税抜価格」と「税込価格」の表記の商品があり、その比較がしづらい とか 買い物の総額が後で税金が入るためにいくらになるかわかりづらい とか ヨーロッパの主要国は消費者保護のために法律で義務づけている とか
・・・・・・都合のいい部分だけはしっかりアピールしていますけど、少し頭を働かせれば問題ないようなものではありませんか? むしろ問題なのは、消費税というものにも鈍感になってしまうことではないでしょうか?
商品の比較といっておりますが、今は大半が税抜き価格で表記されています。 よりやすく見せる関係上、そちらのほうがPRに有利です。 横並びで税抜価格で表記されている以上、比較するのが困難だとは思えません。
総額がいくらかわかりづらい問題も、買い物のたびに税金を実感することができます。 最も身近で悪い例をいうとガソリンです。 ガソリンは、あなたの近辺でいくらくらいですか? 場所によってもまちまちでしょうが、90円前半〜100円未満で表記されてませんか? しかし、ガソリンの税抜価格は40円ぐらいなのです。 価格そのものに埋没させられていると、いったいいくらとられてしまうのかを感じにくくなってしまうのです。
また、ヨーロッパの主要国は消費者保護のために表記を義務付けているといいますが、さらに保護しているのが住宅や食料品が非課税(または低減税率)なことです。 国民のことを考えるなら、まずは生活に一番重要な食料品を非課税にするほうが先ではないでしょうか?
実はこの表記方法、ひとつの目的があります。 それは、消費税を上げやすくすることなのです。
消費税をこれから上げていくことは確実ですし、それは仕方のないことなのかもしれません。 しかし、その痛みをわからないようにしていくのが正しいことなのでしょうか? 確かに、誰だって痛い思いは嫌です。 楽な方法があるならそちらを選択するでしょう。 でも、痛いと感じることすらできないのは、それはおかしくありませんか?
参考に、病気治療で痛みを感じなくする手術を行うのは、末期の、それも助かる見込みのない人にだけだそうです。 もう手遅れだと、宣言されてしまったのでしょうか? まだ間に合うなら・・・考えてください。
2004年02月05日(木) |
古いCDを引きずり出し |
ラックに並んでいたCD 最近は聞くのが固定していたので、古いのからいくつか聞き直してみた。 知っていた歌詞だが、所々忘れている。 その忘れ具合が新しく見える。 同じ歌詞をたくさんの方から見えるようになった。
それは、良い方向に変わったのだろうか? それは、悪い方向に変わってしまったのか?
10年後、聞き直した時はどんな風に聞こえるのだろう。 音は変わらずとも、常に変わり続ける音楽。
懐かしいほど、新たに見える
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