
休みというものはあっという間に過ぎ、地味に循環する生活がまた波を成す。
季節は巡り巡って去年の夏から今年の夏、 昨日の失敗が今日のネタ的サイクルは依然変わらず、誰の言うことも聞かない日常物語がリスタートいたしました。
あまりにも地味、とんでもなく孤独。 そして、
を併せ持つ連日は、本日より日記としてにぎやかに更新されることでしょう。
さて、展覧会も終わり、いい加減もう露出してこないだろうと油断している皆様へ朗報。
今回も、どうしても見てしまうところに、嫌がらせ作品添付企画を続投。 詳細は近日告知。
ヒントは、紙・踊りへの添え花。
そうだ、紙といえばあれだし、踊りといえばそれよ。 今あなたが想像しているステージこそが、答えそのもの。
ようするに、例の企画に便乗イベントってこと。 さあ、ひざまずいて解禁を待て。
命令してないですよ、だって土下座して告知しますから。

※画像1は、サンプルって本来別の商品に付いてるのを試しに使ってみて、「これもなかなか良いじゃないか」って感じで移行してくんじゃねえの?って印象の図。
同じ商品に同じサンプルって、インディージョーンズの上映で同時上映インディージョーンズ予告編みたいなもんだろ、バカ。
※画像2は、展覧会最終日に配達されたPASTA ENZOからの花束。 本番の終わりに花を送ってくる、前代未聞の変わり種人間ヤッタン。 天才と変態は紙一重だねえ。 褒めとるんよ。

記憶も新しい展覧会最終日から、3連休を越えた本日辺り。
そろそろ御注文の品々が出来てまいりましたよ。 この仕事の速さ、そしてとんでもなく軽いフットワーク。 真似出来ないだろ。
これがわたしである。
わたしの仕事が速いわけ。
から。
ようするに、子犬のような駆け引きしか出来ない男ということ。 来る日も来る日も、相手方の言うとおりに注文をこなす優等生。
首ひとつ出るのが嫌い、走るなら少し遅めにをキーワードにやってきた人生。 当たり障りの無い今後も、どうか御賞味ください。
ところで、わたしはそういう感じの人達が大嫌いだ。
自分の人生を生きるのに、皆様の力は不可欠である。 しかし、周りの人間に敬意を払い、失礼の無いように振る舞うこと以外は、全く自由でいいじゃないか。
2008年は、言うことを聞かない劣等生万歳の季節。 エコなど気にしないぞ。 だいたい、燃えるゴミ燃えないゴミ、分別しても収集場で結局混ぜるっていうじゃないか。 さらに、大衆車ばかり排出ガスをカットなんて言って、フェラーリやらのF1が省エネしてるかって話は小学生でも判断出来る。
一般人だけなんだよ、省エネさせられてるの。
ひとつ言うとくぞ。 温暖化の原因は、星の位置だ。 そうだよ、周期だよ。 人間がしたことじゃないのに、どうにかなると思うか?
何を信じるかも自由だ。 ただし、真実を知れ。
画像1は、仕事が速い本当のわけ。 (最終日の差し入れ:カフェインがゴリゴリに入ったミネラルウォーター)

画像2は、モーニング食べたくて入った店の、食べる気を失せさせる粋な看板。
2008年07月16日(水) |
すべての扉に鍵をかける日 |

2週間の時を経て、7月17日木曜日にて2008年一発目の展覧会を終了いたします。
仕事終わりに食事をしながら彫刻を観ることや、一杯呑みながらアートに触れる等の大義名分はこの際後回しだ。
まずは、みんな街に出て来い。 そして、人と会おう。
手元に家電のリモコンを全部揃えて、一歩も動かずにアフターファイブを過ごしている広島人よ。 忘れないで、明日並木KoBaにて太陽がひとつ沈みます。
店の営業は深夜2時までですが、作品は12時に引き揚げることにいたします。 展示時間お間違えのないよう、今一度御記憶くださいませ。
この度の展覧会を終了いたしますと、次回皆様の前にお伺いするのは当分先になるでしょう。 今回のこの機会、是非ともお見逃しください。

※画像2は、最近ノドが急に腫れてきて、炎症がひくまで一週間禁煙を言い渡された耳鼻科の薬局。 やはり、
使えますか?」
勇気を出して、聞いてみよう。

さあ、展覧会も2nd stageに入り、初回の展示で受注した品の制作に入っております。
蒸す、狭い、机がガタガタするの三拍子が揃った和田秘密基地から直送。
あなたのリビング、そして指を彩るアイテムを、今月末にFedExするとかしないとか。
そして本日は、展覧会差し入れランキング第2位発表。
ずばり、画像1の商品になります。 KENくんが、子供からもらった御菓子をそのまま横流ししてくれた逸品。
いいぞ、「おもしろ」そうだぞ。
系の、アバンギャルドスイーツ。
早速実践である。
こういった御菓子は、どんな工夫を凝らそうが最終的なテイストに違いが出ることは無い。 しかし、そこをあえて挑戦。
中身といえば予想通り、部品的なものは、粉的なものとアメ状の2種類モノ。

人間界からの唯一の提供素材「水」を、せめてミネラルウォーターにレベルアップ。(画像2)
ここからが、時代が動く瞬間。 水を入れて、即10秒間かき混ぜる。 (この時ひたすらアメがパチパチ鳴る、多分子供が好きな音)
そして、30秒寝かせたあと、再び10〜20秒かき混ぜて完成。

引っぱったら、勢い良くビヨ〜ンって伸びるって描いてある。 (画像3)
しかし、これぞ日本の現実。

これでこそ、子どもの御菓子である。(画像4)
見ろ、このすべてが残りカスな感じ。
見た目以上に、なんというか言いにくいけど、
神よ、わたしの舌が肥えてしまったのでしょうか。


※画像5・6は、偶然夕方見たピタゴラスイッチの「いつもここから」に、アルゴリズム体操をやらされている南極観測隊の人達。 なんという電波の無駄遣い。
彼らをお許しください。 何をやっているのか、分からないのです。

昨夜のオープニングには、キャパを超えたのお客様の御来場に、せっかく来たけど席が空くまで待機または他のお店でお待ちいただくという本末転倒な御開帳でございました。
じっさい、いろんな人が来た。
見た事ない人や、懐かしい人、かつての教え子や後輩、偉い人ももちろん来たが、「身体表現サークル」メンバーもTシャツに短パンという正装で奇跡的に御来場。
みんなたくましくなって、臆病だったヤツは横柄に、引っ込み思案はツッコミ上手に、視力が良かったヤツは分厚いメガネに、電車好きは結局マニアに、いつも単位が足りなかったヤツはなんとか卒業出来そうってお土産話まで持ってきて、その成長ぶりに目頭が熱くなったのをアクビでごまかしつつ、うっかり深夜1時まで雑技談いたしました。
本日のハイライトは、人の話し中に鼻くそをほじる女子生徒に、「誰か、あいつを注意しろ」って指示すると、みんな声を揃えて
出身なんですよ」
あっそう。
引き続き、和田拓治郎彫刻展は絶賛継続中。
おまけ的に展示したアクセサリーが意外に好評。 教え子ランキング最もお金のない学生が、分割で購入したいと申し出るほどのスペシャルな逸品。
よって、月々の払いは自由設定の分割購入解禁いたします。 急げ、次の和田出勤日は日曜日だ。
平日は今日まで。 今日中に現金を下ろしておかないと手数料が掛かるぞ。
2008年07月10日(木) |
展示は中締め、再びオープニング |

7月8日をもちまして、PASTA ENZOでの展示は盛況のうちに終了いたしました。
御来場いただいた、偉人・常連・一見・生き別れ・引っ越し前・タダ食い・冷やかしの皆様、この度は誠にお世話になりました。 今後も変わらぬ御愛好のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
レシピに迷った日は、カレーを作って無難にしのぐのが日本の奥様事情。 「特別な日以外、ほとんどカレーの日本人に贈る、絶品パスタと逸品カクテルの2週間」のサブ企画に、本気で挑むENZO店主は「特別な日もカレーにしてやる」と、展覧会期間限定カレーメニューを人知れず仕込んでいたオープン前からあっという間だったね、一週間。
パスタ食べたくて来店した客に、あえてカレーを出す。
その馬鹿げた努力、最高のメニューでございました。
誕生日会・勝手に浴衣エスコート・七夕短冊ネタ勝負・軍隊関係の来場・締めの弾き語り、そして流れないトイレ等、数々のサプライズのお陰様で、わたしもめでたく連日来店を皆勤。

あの、展覧会といえばオープニング・クロージングしか姿を現さなかったワンマンな和田が、7日間も同じ街をフラついた事実は、今後子ども達に語り継がれる、揺るがない夏の風物詩となるでしょう。
って、この全く意味を成さない文章の羅列から、皆さんはわたしの疲労を感じって下さっているでしょうか。
そうだ、疲れているんだ。
も、疲れてるけど頑張ってるじゃないか!
そんなこと言ってるうちに、今日はまたオープニングだ。
来い! 差し入れ解禁だぞ。 ゲームボーイ持参しろ。
終わりあれば、それは始まり。
コンパ・お見合い・離婚調停等、あらゆる待ち合わせに並木通りKoBaをオススメいたします。
集って、会って、発注しよう。 今回は、和田の出勤日がランダムに変化。
会場に常駐してるのは暇な作家だ。 疲れてるんだ、休ませてくれたまえ。
今度はみんなが連日出勤だ。 そして、奇跡を待て。


※画像3は、作品にグラッパこぼしても、直接口をつけて呑んでる変態の図。 画像4は、プレオープン前日に、テンション上がって多量のスパイスと本まで買った、ENZO店主。
皆最高のスーパーキャストであった。
お疲れ様でした。

本日、和田拓治郎彫刻展「聖地に咲く絶望花」 1st stage PASTA ENZO最終日でございます。
濃いキャラクターの皆様のタダならぬ御支援のお陰で、連日のパーティーを経て、ようやく最終日に漕ぎ着ける事となりました。
しかし、これは折り返し地点。 10日には再度オープニング開催。 連日地獄のような展示がスタートいたします。
田舎に住んでるアート系大学生の諸君。 制作が終わったらレンタルビデオで晩酌的なライフスタイルはもう古い。
繁華街という大海原へ、光を求めて泳ぎだしたまえ。 日中を田舎、アフターは街で過ごすハーフシティーウィズを、次回展覧会ではお待ちしております。
予約はいらない。 なぜなら、
さあ、展覧会DMをビート板にして泳げ。
向こう岸には、逸品カクテルとおもしろ彫刻がお出迎えだ。
完全なるサラリーマン泣かせの平日スタート。 しゃべって、呑んで、観て、呑んで、で2回呑もう。 翌日頑張れば、もう土曜日の肌セレブ設定。
もう一度言う。 本日は最終日である。 電話予約が満席だったら、君に今後の運は無い。 今日の電話に全てをかけろ。 誰も助けてはくれない。 コネクションの一切きかない、展覧会だ。
差し入れは要らん、光り輝く自信を持って来い。
女性は、フリルのついたザックリレースに、ロックテイストの効いた鋲付きのバックで、昼と夜のギャップを滲ませるファンションで来店ください。

※画像2は、昼はファミリーレストラン、夜ホスト。

連日パーティーが続く展示会場にて、カウントダウンを迎えはじめたであろう笹の葉が、皆の願いを叶えるために生けられる午後7時30分。
女子5人:男子1人の、禁断といえばハーレムの80年代を駆け抜けてきた、今時珍しい通販イメージグループが入店。
なぜ通販イメージグループか。
から。
いい意味よ。 それぞれみんなが面白いってことだから。
本日も、作品を見に来るお客さんが立て続けで恐縮でございます。 皆様に喜んでいただくため、気のきいたセリフを瞬間的に練りに練り、常に面白いことを言ってやろうといろいろ考えていると、非常に脳が疲れることに気付いたのが深夜12時。
残ったのは、笹に括られた短冊達の願い事のインパクト。
が、したい」
通常の短冊でなく、ひとつの紐に2枚貼付けて、あえて2行(「離婚」と「が、したい」)に分ける斬新さ。 そして、なぜ離婚にフリガナをふる。 今時の小学生は、不倫も読めるぞ。
面白いじゃないか、バカ。
和田拓治郎彫刻展in PASTA ENZO。 主役は、ヤッタンと和田2人のビッグショーなんだ。
主役は2人で十分だ。 目立ちたいヤツは、家で犬に小話でもしろ。
さあ、連日盛況の展覧会5日目。 友人の少ない人、兄弟のいない人、または犬と話が出来る人等、難しい審査条件は一切ございません。 入店資格は、人間であることのみ。
たとえ条件を満たしていても、材料切れや単純に気に入らないという理由で入店をお断りする場合があります。
どんなに偉くても、どんなに著名人でも、気に入らなければ入れてもらえない当店オリジナルルール。
自らの運を試せ、残り時間は本日を入れて3日間。 チャンスは3回。 和田の出勤は、本日午後9時を予定しております。 予約出来なければ諦めろ。
もう明日は無いぞ。 さらに明日を逃せば、永遠に無い。
来い!控えめに。
※画像2は、差し入れランキングナンバーワン、。 川通り餅1袋とevian2本、判断条件はズバリ「おもしろい」、
添えられた手紙には、ただひと言。
だって。
そのとおり。 好きです、喉に詰まる感覚。

2008年07月02日(水) |
テープカットと笑い声、スタートラインと確認と |

やあやあ、はじまりましたよ。 2008年7月1日、人類の偉人名鑑仲間入りカウントダウンの男、和田拓治郎彫刻展。
前日のプレオープンにて、すでに作品は予約の印からのオープニング。
いつもの顔から、驚きのゲスト、はたまた生き別れたと思っていたいきなりの来場者等、全ての人から温かいラブコールを受け、前日までの絶食引きこもり制作期間からは、手のひらを返したようなヘブンズウィークが、ビッグウェンズデー的に開幕。
彫刻家と言いながら、呑み仲間は作品なんか見た事ない人達ばかリ。 サボってないよっていう証拠の展覧会となり、各々無礼講のコメントを吐き散らす講評会となりました。
画像1は、作品の間に見え隠れする展覧会限定オリジナルリング。 これはイイゼ。
んだ。
世の中の、あと一歩踏み出せない恋愛症候群の老若男女に贈る、これも画期的なアイテム。 冗談で買いなさい。 あらゆる意味で、お互いが引き合うミラクルな現象を体験出来るアクセサリーだ。
タネ明かしは会場でやる。 来ないと一生分からんぞ。
記念すべき前日のプレオープン終盤では、お客さんも身内が残り6月30日から7月1日にかけての深夜12時をまたいだ瞬間、和田至上稀に見るスペシャルな人の企画でバースデーケーキが流れ出て、衝撃的な御開帳劇となった誕生日会も同時開催。

ケーキ製作はもちろんムッシムパネン。
わたしの最も好きなケーキを巨大化した、完全フリーハンド純粋愛情タイプのオンリーメイド。 最高だ。
しかし、最初のひとくちはムッシムパネンオーナーが食べ、次はオーナー夫人、稀に見るスペシャルな人、ENZOオーナーの順、ヨダレが出過ぎてドリンク要らずになったところでやっと小さなひとくちを分けてもらう。
おかしい。 広島最強の意地悪が集まった誕生会は、これだからイヤだ。
でも、告白すると帰り道泣いたよ。 流川の繁華街を歩きながらスゴく。
さあ、連日笑い声の絶えないPASTA ENZO。 こんなにすばらしい展覧会はかつて無い、今後も無い。 本日から、PASTA ENZOには足を向けず、ひざまずいて寝ることといたします。
「もう広島では展覧会はやらない」と言い放った名言は撤回。
広島からやってやる、苦情を出してみろ、実家まで行ってやるぞ。

※画像2のスペシャルケーキの白枠部分は、画像3の赤枠部分と相似しています。 ありがとうみんな、そして次回は早く食わせてね。
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