昨夜から薄くやってきた頭痛が朝にはすっかり濃くなってしまい、午前中はクッションに頭を乗っけてまるでヨガのポーズ。
おちゃんぽいこうよー、と娘はせっつくが、オカーサン頭痛いの、待ってねと説明、娘は案外すんなり納得してテレビで我慢している模様。
前回飲んで目が回った偏頭痛の薬を半分に割って服用、うつらうつらしているうちに効いてくるのがわかる。ビバ特効薬。
その頃、娘の声が辛抱たまらんという調子になってきて、買い物に行くことにする。
自分でお散歩行きたいといったくせに、ドアを一歩出た途端に抱っこ要求。しかたなく自転車置き場まで運ぶ。
ジーンズ洗濯したから、珍しくスカート履いて出たのが間違いだった。なにこの強風。帽子を押さえスカートの裾を押さえ、娘は自分の帽子を必死で押させている。そのうち目にごみが入ったらしく、お目目こすっちゃったよーーーと自転車上で絶叫。あー厄介。風が憎い。畑が憎い。
ほうほうのていで買い物を済ます。また今日に限って大物ばかり。箱ティッシュ、入浴剤、詰め替え用食器洗い洗剤、重いのう。
レジに並んでいるうちにまた抱っこ抱っこ要求。無理無理。なんとかはぐらかして自転車に積んで戻る。帰りは上り坂ときたもんだ。ひー。
自転車置き場から部屋までの距離をまた抱っこ要求。あんたね、この両手の荷物が目に入らないか(もちろん入らない)。
面倒くさいが先にたって抱っこ。うー、暑い。お互い暑いから歩こうよ。
部屋に入るなりカーサン説教。あのね、お散歩行きたいって言ったんだから歩かないとだめ。歩かないならもうお散歩いかない。
叱っているうちに怒りが先走ってくる。もうね、オカーサン怒っているんだからね。がみがみがみ。わかった?オカーサン困るんだ、わかった?
娘、神妙な顔で「わかった」と小さな声で呟いて、部屋の壁の方を向いて黙っている。少しは堪えたか。
こういう叱り方を、外でもっとするべきなのかなあ。 抱っこを要求されたときに、泣いても拒否するべきなのかなあ。 家に帰ってから豹変するオカーサンてのもナンだよねえ。 その場で叱るという鉄則(そういうのあるよね)に反する?
次は外でもやってみるか、と思ったり、コノええかっこしいめ>自分とつっこんだりしているうちに、「パン食べゆー?」とすっかり立ち直って娘が笑顔で催促。
むー。所詮あーたにゃ勝てないのね。
この土日は夫休日出勤。
土曜は実家退避、今日は平日と変わらないモードで一日過ごす。
実家は月末になってやれやれと仕事が一息ついたところ。そこにリーサル・ウエポン・娘投入。会うのは嬉しいが、娘を置いてふらふら買い物に行くのは勘弁してくれ、とじじばば無言の叫びが聞こえる。はっはっは。
大切なお友達が男の子を出産、お祝いを買いたかったのだよ。ついでに自分のものも見ていたりするが。プレゼントを選ぶのって、なんであんなに楽しいのでしょう。
私より実家母の方がよほどトイレトレに熱心で、でも嫌がるのを無理やり誘うのも逆効果な気もして、甘々な母となってしまった。
いいじゃないか、どうせ時間かかるだろうし、娘の気が向くのを待ちましょうや。 ※気が向くように誘導するのが母の務めだろうって?ごもっとも。
出る量が半端じゃないので、オムツに吸収されるのまでタイムラグがあるらしく、その不快感を訴えてくる娘。チャンスといえばチャンスなんだけど、トイレに行くのは嫌いなんだよな。
メリーちゃんいやないよ、グーンちるよ、と今日も銘柄指定されまくる。 なんて正直な消費者なんだ、娘よ。
以前のご近所さんHさんの紹介で幼稚園の見学に行った。
まともな時間に起きるようになっていてよかったよ。今朝は奇跡的に機嫌良く目覚めたし。
それでも急かしてえびせん(丸いの)とバナナというなんじゃそりゃな朝ご飯を食べさせ、早く早くとベビーカーに乗せる。 ※ここんとこ、パン食べなくなってしまった。むむむ。
駅に向かう人の量を見て、こりゃだめだと観念する。無理だ、ベビーカー無茶。
一本見送って、快速みたいな途中駅をすっとばすのに乗る。ベビーカーは畳んで娘抱っこ。今日はね、背中にも足裏にもサロンパスしてきたのだよ。ドーピングもばっちりだ。
乗る前に言って聞かせてのが功を奏したか、娘おとなしく抱っこされ、目的駅に着く。ふひー。一本前のに乗っていたらどうなっていたことやら。
Hさんと落ち合い、とことこと幼稚園に向かう。
ここ、この木がいっぱいあるとこよ、とHさん。はー、なるほど。 娘にも虫除けスプレーをしゅっしゅとして頂く。
Hさんがここまでお嬢ちゃんを送ってくるのは、この緑と平屋木造園舎の佇まい、物静かな先生達、色を抑えた遊具、こういう全体的な雰囲気を好んでのことらしい。
カリキュラムみたいなものもなく、のびのびと遊ぶ園児たち。ほほー。
いいもの見ちゃったなあ。
しかし、自転車でもオッケーよとHさんは言うけど、ちと遠い・・・。
これから見学に行くであろう近所の幼稚園と、申し訳ないが天秤にかけせていただくよ。
私自身が娘の通うであろう幼稚園に対してこれといって要望がないのだ。 近ければそれだけでいいかなあとも思うし、お弁当が少なくて給食と聞けば楽そうでいいなあとも思う。怠慢母。
自分自身が過ごした幼稚園は、毎日お弁当だった。引っくり返して泣いたことも何回かあったっけ。園庭も別に広くないし、お勉強もした覚えもない。 これといって特徴的な思い出もないが、それでも楽しかったのはうっすらと記憶に残っている。
娘により良い環境を、という熱意、肝心のこれがカーサンにゃ欠けているようで。
「ヤンママがいないのよ」というHさんの苦笑交じりの微妙な笑顔を思い出しつつ、娘とスガさんのDVD見ているようじゃねえ。
2004年05月26日(水) |
いつもここから(っていやそのお笑いじゃなく) |
すみません、ちょっとだけ、またスガネタで。
ライブDVDを見ていて、後ろでドラムを叩いている沼澤尚さんという方に釘づけ。
なんだろうなあ、この楽しそうな顔、もんのすごい上手いのに「俺が俺が」のソロにならない自制、大人の色気がたちこめる。
たまらん。とそっちでも検索をかけていくと、これまた金鉱だ。
もうどうにも止まらないのである。
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音楽でもナンでも、好きになったら出来うる限りの情報を集めたくなってしまう。 例えば、ルーツを知りたい、この人はどんな音楽を聞いてきたんだろう、とか。
学生の頃はネットなんて普及してなかったから、専ら雑誌やラジオでそういう情報を拾い集めた。拾うという過程がまた楽しい。
ひとつ気になる断片がアンテナにひっかかったら、そこからイモヅル式に情報を得る。
それは、好みのサイトを見付けたときともよく似ている。 リンクを辿っていけばお宝が脈々と。
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さてそのお宝を読み漁っているうちに、思考はぐるりとまわって自分自身に戻ってきた。内向ブーメラン。
20代後半からの私のキーワードは「自信喪失」。くくく暗い。
特に妊娠出産辺りからは、出来ないことを数え上げるような癖がついたような気がする。いやあねえ。本来お目出度いことなのにねえ。
もうそれはおしまいにしようと思う。 「NEVER TOO LATE」が座右の銘と、以前のHPのプロフィールに書いてたけど、それは今も変わらない。
座右の銘というよりは、自分に言い聞かせているってかんじなんですけどね。
なんでこんな話になったんだっけ?んんん?
月曜日にセールスが多いのは、管理人さんが休みだからだ、とはたと思い至った。
最初は馴染めそうにないおっさんでしかなかったが、この頃私は彼を好きになりつつある。
我が家に二組来客があって車を二台停めたいと申し入れたとき、おっちゃんものすごいハッスルして立体駐車場の掃除をしてくれたんだ。走ってロッカーまで行って、ほうきとちりとりを慌しく持ち出して、さっさかさっさか掃除してくれた。
あれが意外でねえ。そこまでせんでも。
私の勝手な予想では、え?駐車ですかと眼鏡の奥の細い目を迷惑そうにきらりとさせるかとばっかり。それが「やれ仕事だ仕事だ」といそいそと、あれは「楽しい用務員さん」の雰囲気だったなあ。
それに、不要品処理のちらしをポスティングしているうさんくさげなあんちゃんに、「何入れてんの、ちょっと見せて」「断ってからでないと困るよ」とクレーマークレーマーしてるのも見かけた。
こうるさくマンション入り口で目を光らせてくれてるから、ピンクちらし入らないんだね、きっと。前の家ではよく入ってたもの。怪しいタイトルの羅列。
彼は指示したり、注意したりすることに慣れているんだ。その代わり、依頼したり、加えてお愛想したりするのには不慣れなのらしい。
とっつきにくいこうるさいおっさんから、愛すべき小言幸兵衛へと、彼の評価はうなぎのぼりなんである。現金>自分。
セールスがよく来る。換気扇カバーだの、コンロカバーだの。
我が家は鍵の引渡しの翌日には引越したので、多分このマンションにいっとう最初に入居したクチだと思うんだが、引越し当日から来たもんだ。引越し作業中にだよ。
「???」と思っていると「入居した方に順番にご説明しております」といわれて真に受けてドアを開ける私もあほーだが、中にはほんとに説明しにきただけのまっとうな業者さんもいるので見極めが困難。
まっとうなおじさんに不信感露わに不機嫌な顔で応対してしまったことがあって、ピンポンと鳴らされるとそれだけでウンザリしてしまう。
今日来たのは、既にマンション入口のオートロックは他の住民に解除してもらったらしい二人組のあんちゃん。
いついつ説明に来たが留守だった、今日が最終日、いろいろ言うが要はキッチンシンク下に生ゴミ処理機をつけるかどうか、ということらしい。
最終日だから今すぐ返事しろみたいなことを言う。
要るようだったらこちら連絡すると言っても名刺も出さない。おまえら怪しい組だな。
途端にこちらの態度が硬化。敵も笑顔ながら言葉が厳しくなってくる。要るのか要らないのか、要らないんだったら仕方ない、と微笑む。怪しい。
要らないです。
よその奥さんから問い合わせがあって、その人は大層喜んで設置したというが、何号室なんて名前の人なのさ。と聞いてやりゃよかった、と思っても後の祭。
不愉快な気持ちを残したまま、お帰りいただいた。
こういうとき実は娘が役に立つし、気持ち心強い。 ばいばーい、さよならーと手を振る娘。いいぞいいぞ。
友人とじっくり話したいときには厄介な茶々入れも、今日みたいな日はあり難いくらい、話の腰がポキポキ折れて大変けっこうでした。
娘にちょっかい出すんじゃないよ。ちょっとイケメンだからって(そうだったのよ)、あこぎな商売してんじゃないよ。
なんて説教はもちろんできないししないけど、警戒心剥き出しの疑心暗鬼顔で威嚇するカーサンであった。
ずっと聴いていたい。1日中でも聴いていたい。いつも頭の中で鳴っている。
まったくもう、思春期じゃあるまいしー。年イってからのはしかは重いっていうがほんとね。
週末は当然、夫が家にいるので、さすがに夫婦の会話に支障をきたさない程度に控えるものの、隙あらばイヤホンを耳にさしてしまう妻。一種の末期症状だろうか。
新譜が出たのに合わせて、ウェブ上での動画配信もけっこう多い。プロモーション、営業営業。働くねえ、スガさん。
動画を横目で見ていた夫が、彼の仕草や姿勢を真似し始めたからさー大変。
あーたさあ、そうやって茶々いれるのやめてくんない。
と内心思っても、はっはっはと乾いた笑いでさりげなく牽制するに留める。
難しい。熱中モードの妻にとって、週末はなかなかに試練だ。
昨夜は公録に行った番組の放送日。実際見た景色が、どんな風にお料理されるのだろうか。わくわく。
忘れることはないだろうけど、録画予約しておこう。
ってセットしたら、ニュース関連がはいるはいる。 今夜のうちに放送するのかしら。延期になるのかしら。テレビにはりつく。
しかも妙に強い眠気に襲われ起きていられない私。夫が「録っておいてあげるよ」と言ってくれるものの、彼も朝から野球で眠いはず。いや悪いって。私の趣味ですし。
・・・しかし眠い。頭が痛くなりそうなくらい眠い。
やむをえず、仮眠をとる。なんのこっちゃ。なにがやむをえないのか。 そうまでして見たいか。みみみ見たい。見たいもん。
前回の山崎まさよしの放送のときは、野球中継が入って遅れたんだよなあ。予約録画がやはり役に立たなくて、今日は野球もないしって思ってたのに。大変な伏兵が・・・(不謹慎)。
そうまでして見た放送、あんなにたくさんカメラ回ってたのか、というのが第一印象。
あと、やっぱり観覧で見たときとは全く違って、音が整っていたってこと。
どうせ見るなら「秘密」のが見たかったっていうのは、言わぬが花よ。
「ビデョ見う!はむたろ見う!」 「今見たばっかりでしょ、オカーサンもこれ見たいの、見せてよ!」 と大人げない会話を繰り広げる母子。あ、娘は大人じゃなかったっけ。
こないだ買ったCDには、初回製作版特典としてライブのDVDがついてくるのだ。これがあなたもう。たまりまへんな。 どっぷりとはまっていることを自覚しつつ、どうしてもそこから抜けられない。
ネットでも、名前一本で検索できるようなファンサイトは少なく、ひとひねりしないとヒットしないようなネーミングのものばかり。 ※スガ沼にはまっていればたやすい連想なんだろうけど。
ご親切に、ウェブ上の過去記事にリンクが張ってあったりする。くまなくチェックしたくなるのが人情ってもんじゃないですか。
その中のひとつに「お使いのフラッシュのバージョンでは閲覧不可」と門前払いを決めこまれそうになり、素直にバージョンアップを試みたら不正終了したらしい。
それからあちこちのサイトを開くたびに「エラーが発生しました。申し訳ありません。エラー情報をMSに送信しますか」なぞと尋ねてはブラウザが閉じるようになってしまった。ブログの一部もひっかかる。
エラー情報を送信するのはいいが、直し方も教えてくださいよう。 この機能、ワトソン博士(Dr.Watson)とおっしゃるんだそうだ。
それにしても、エラーのメモリダンプだのログだの見ても、なにひとつわかりゃしない。
お願いだから、至急ホームズを派遣してくれたまえ。いやまじで頼みますよ。
昨夜娘が寝付いてから、大阪の祖母から電話があった。
毎年盆暮れ以外にもGWには必ず帰省するのだが、今年は義父母の体調不良と祖母の目の手術とが重なり、すっかりご無沙汰。
夫は祖母の大のお気に入りということもあって、嫁の私にもなにかとよくしてくれる。
そして私はお年寄り好きで、彼女のコッテコテの大阪弁を心底愛している。
引越しのお知らせが届いたのに返事を書かずにすまなかった、入院中にこちらが出した手紙と写真が届いて嬉しかった、というようなところから入り、まあ喋る喋る、おばあちゃんお元気そうでほんとになにより。
義父の風邪について。 「あれはもう肺炎直前まで行った。懲りたのか、タバコが2箱残っていたのに吸わんとほかした。まー、頬がこけてすっかり顔付きが変わった」 「はーそうでしたかー」 「会うてないけどな」 ・・・会ってないんか。
通っていた病院について。 「中島のあの○○ちゅう新しいビルあるやろ、あそこまで通ってん」 すみません、大阪よくわからない。
引越したことについて。 「引越してよかったね、おめでとうさん」 「ありがとうございますー」 「Y子(義母の名前)にな、いろいろ聞いたけど、細かいこといちいちは忘れたけどな」 言わなくていい、言わなくて。
と話しながらつっこみどころ満載で、受話器を持つ手が何回か震えた。笑ってしまって。
いや電話でよかった。思う存分顔だけ笑って口はそつなく動いてってのが許されたから。あーこんな孫嫁ですみません。
もう、本当に大好きなんだから。長生きしてください。
今朝もましな時間に起きた。やればできるじゃないか。 ※小学生、いや園児以下というご指摘はまた後日。
ところで娘の手の平に発疹が。熱はないけど口の中も痛がる。 感染るものだと困る。病院へ行こう。
せっかくだから新しくお医者さんを開拓しよう。こないだ散歩の途中で見かけた内科小児科へ行ってみよう。コドモ乗せ自転車がいっぱい止まってたあそこ。
急ぐわけじゃないからゆっくりめに、と10時過ぎに行ったんだが、かえって裏目に出たか。ものすごい混雑ぶり。
待合室は母子でごった返している。一度帰って出直そうかと受付に申し出ると、「あと五人くらいですよ」とやんわり引留められる。午前中は小児科と内科が別々だけど、午後はいっしょくたに待つことになるらしい。
娘は多分待合室の中で一番軽症、そりゃそうだ、ただ手の平がかゆいだけだもの。 元気いっぱいでなんだか申し訳ない。
30分ほど待って名前を呼ばれた。娘は待合室のおもちゃに夢中。早く早くと抱き上げると、「たちゅけてくりーーーーー」と絶叫。ひ、人聞きの悪い。 ※他のオコサマに真似されたよ・・・。「たちゅけてくりー、だって」「たちゅけてーだって」ひそひそ。笑われてんぞ、娘。
ドアの向こうは診察室かと思いきや、問診するだけのスペースらしい。看護婦さんにカーサン説明。ここにもミッフィーだのミッキーだのプーだのが並んでいて、ヒートアップした娘ちょっと落ち着いた。なるほどー。ワンクッション置いて、クールダウンする仕組み?
待つこと少々、初めてお目にかかる先生は見目麗しい女医さんだった。ひょっとして年下か同じくらいか。・・・美人だ。
話の聞き方といい、説明の仕方といい、なるほど人気の秘密を知ったような気分。
「手足口病を心配していらしたと思いますが、違いますよ」と手足口病の発疹を写真で見せてくれた。そしてもしそうだとしても、特効薬もないので過ぎ去るのを待つしかないんですよ、と微笑む。ついでに手足口病のプリントもくれる。
娘、口の中を見せるときだけは身を捩って暴れたが、それ以外はおとなしくしていた。たぶん、先生が女性だからかな。 ※女医さん礼賛ではない。相性の悪い女医さんも過去にいたよ>自分の皮膚科。
手は単なるかぶれ、口は口内炎と診断された。ほっ。
患者側の手持ちの薬の有無を確かめ、ないものだけを処方しようとする姿勢にも好感がもてた。
繁盛する医者には、やはりそれだけの魅力があるのね。
カーサン昨日は1日薄く頭痛が続いて、初めて偏頭痛の薬を飲んで寝た。
いやこりゃすごい。この薬飲むのは、寝る前限定だな。寝てても目が回ったぞ。その代わり、少しずつだけどはっきりと、頭痛している血管が修復されてるのがわかった。すげー、現代の医学。
そして昨夜も大量に水分を摂った娘、今朝泣いたと思ったらパジャマのおしりがびしょびしょ。いわんこっちゃない。
七時過ぎくらいだったので、こりゃいいやと娘を起こす。カーサンの頭痛も消えてなくなっているし。
寝ぼけているんだか機嫌が悪いあてつけなんだか、朝からスパゲッティを作れという。「ちゅるちゅるよう!ちゅるちゅるちゅくるよう!」作るのは私だ。
カーサンはトースト、娘はミートソース。なんちゅう食卓。
眠気の去らない娘とじゃ、家の中だけでは持て余す。かといって公園もこの湿気じゃあ。
というわけで行ってきましたよ、児童館。時間が早かったせいか、先客は一組だけでしかも初めての来館だったらしく、すぐ帰っちゃった。
ぽつーんと私と娘。でも目新しいおもちゃで娘は目が覚めた様子。 よかったよかった。
なにやらごにょごにょしゃべりながら、ひとりでおままごとしている娘を横目に、カーサン児童館にあった「タッチ」第11巻を熟読。最後はこうだったのね。
なんてしてたら、新たに親子さんが登場。よりによってまんが読んでるときに・・・。どうもタイミングが良すぎる。なんかあんのかここ。
近所に同じお年頃のトモダチもまだいないし、他のオコサマたちの1日を知らないから余計にそう感じるのかもしれないが、娘は水分摂取しすぎなんじゃないだろうか。
「ぎゅーにゅ!」「みじゅ!」「おちゃ!」と四六時中とめどない。しかも量を加減すると「いっぱいちるよ!」と意地汚い要求が。カーサンその台詞嫌いなのよ。
そして果物が好きなのは結構だが、バナナと柑橘類に目がなさすぎる。 「とっちいよ」といえばこのどちらかなのだ。この頃はグレープフルーツ(ルビー)にご執心。
大きい種もありゃ細かい種もあるので、台所でちまちまグレープフルーツを剥いてやっている間にも「ぎゅーにゅ!」とか叫びやがるのでかちんとくる。 今剥いてるんでしょうが。待つという言葉を知らんのかおらー。
娘の体重は11.5キロくらい、12キロないというのに、紙オムツはもはやビッグである。Lではない。吸収がおっつかないのだ。
なにせ大量に水分を摂る。出る量もはんぱじゃない。 ※吸い取ったオムツもそりゃもう重い。うーむ、はんぱじゃないのだよ。重みに耐えかねて、ずり落ちてくるのだよ。・・・股下がやけに短いシルエットになってしまうのだよ。しかもガニ股。とほほ。
2歳児ってのは、こんなに水ばっか飲むもんなんでしょうか。 娘はご飯も一応食べるけど(炭水化物・豆類・ちょびっと根菜)お肉も魚もあまり口にしない。それが水分摂取となんか関係あるのかっていうと無いような気もするが。
メリーズパンツのLサイズが買い置きしてあったから使いきってしまいたいのだが、「メリーちゃんいらないよ!グーン!」(グーンはビッグを買ってあった)と娘自ら銘柄指定してくる今日この頃。
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娘の生活習慣について、夫も何かと思うところがあるらしい。
夫帰宅後、遅い夕ご飯を食べ始めると、まだ起きている娘が同様に欲しがるので、揉めるのも面倒なカーサンが娘のお茶碗にちょっぴりご飯をよそってやったりする、それが娘の習慣になってしまうのもいかがなものか、という彼の心配はたしかにごもっとも(やみくもに長文)。
僕が夜遅くに食べなければいいのか、と夫が言う。なに、外で食べてくるっていう意味かい?そうすると母子の食卓が貧困になる可能性大。
夫は、いやもういっそ食べなくてもいいや、とか、朝昼だけで充分とか言い出すので、妻としては健康上それもいかがなものか、と異議を唱える。 会社でせめておにぎりでも食べなきゃ(かなり低レベルな提案)。
さらに、アンタ(妻)が眠いという理由で早寝早起きが出来ないのなら、自分の帰宅を待たなくていいから先に寝ていてくれという。
うーん。それもどうかなあ。
カーサンの精神衛生上よろしくなさそう。帰宅した夫と話すのが、妻にとって大人としゃべる唯一の機会なわけだし。たとえそれが、とるに足らないような、下らない会話だったとしてもよ。
そもそも、夫が早く帰宅すれば全て解決するじゃないのよ、と根本的なつっこみをいれると、それは無理だな、と一言でぴしゃりと片付けられてしまった。
・・・腑に落ちんのう、働きざかりのサラリーマンよ。
深大寺へ行った。バラを見に。おーほっほっほ。優雅ざんしょ(壊れてる)。
以前行ったときにはバラとは無関係で、おそばもぱっとしない所で食べて、でも初めて一眼レフで写真を撮ったのが深大寺だった。
どこのどなたとも存じ上げないオコサンの写真も撮ったりして、自分にコドモが出来る日なんて、まだまだ遠い遠い未来のこと。9〜10年前のことかも。
東京の公園、で検索したら、たまたまバラ園の情報が目に留まったという夫、いつものごとく楽観的である。 大丈夫、そんなに混んでないよきっと。
こういうとき、妻はとことん悲観的だ。最悪に事態まで想像して、ショックを受けないように身構える。 駐車できないかもしれないな、その手前で引き返すかもしれない、いやそれすらできなくて車内が凍るかも。
夫の楽観は、ある意味妻にとっては無責任と紙一重。それくらいは学んださ。
そしていざ吉祥寺を過ぎ、深大寺に近付くと、車がぴたりと止まる。深大寺渋滞だな、こりゃ。悲観シミュレーションその1が実現しただけよ、と妻は思う。
さあいよいよ動かない、ってときに、夫が地図を眺めていたかと思うと細い脇道に左折した。きゃー、出た。脇道入ってあてもなくさまようバージョンの始まりだわきっと、とあくまで悲観的な妻。
と、これがすいすいと細い道を進み、ふと左を見ると臨時駐車場。 おおー、こんなこともあるのね。しかし夫はなぜか右折のウィンカーを出していたので、「左!左!」と後部座席からまるでドリフを観ている小学生のように叫ぶ。 ※視界が違うんでしょうか。よくあります、こういうこと。
もし右折してたら「あああああ」と声にならない叫びを飲みこんで、いささかぎこちない車内となったことでしょう。
無事駐車、娘を連れて深大寺に無事到着。無事無事無事。はー、奇跡だよこりゃ。
あそこで曲がってよかったね、ショートカットになってよかったね、駐車できてよかったね、と夫の労をねぎらうと、「地図見てるんですけど」とあくまで夫は冷静。彼にとっては奇跡でもなんでもなく、当然の帰結なのらしい。
あー、そうね、妻の悲観は、取り越し苦労とも言う。
おそばは美味しかったし、そば湯に至っては至福だったし、バラは見事に満開で、妻大満足。
ところで、いつから私は風景に感動するようになったんだろう。 「バラ満開」と聞いても「はーん」「ふーん」としか思わないくせに、実際目にすると「うわーきれい」「うわーすごい」といちいち大興奮。
中学生のとき、母との北海道旅行で「移動中の電車で寝るな」と叱られたこの私が。眠いから風景なんてどうでもいいよ、とふてくされていた私が。
不思議なもんですね。
引越してきて初めて児童館に行った。 区が違うと、ちょっとシステムも違うのね。
前の区では児童館の職員さんたちが手遊びやら紙芝居やら工作やら、ずいぶん面倒見がよかったけど、その代わり遊べる時間帯や曜日は限られていた。
今日行ったところは曜日も時間もかなりフリー、そして遊び方もかなりフリー。 月に一度だけイベントみたいに開催されるらしい。
初めての場所で、母子ともに勝手がつかめない。 うーん、みなさんもうお知り合いどうしばっかりなのね?
小さめだけど大人もぎりぎり通れそうなトンネルに、娘がたかたか近付いていく。 「中、入ってみる?」と聞いてみたけど、娘よくわからないらしい。
しかたないなー。こうやってするのよー。 とカーサン頭を突っ込んでもそもそトンネルに入っていく。
こっちこっち、と娘を振り向こうにも、狭くて出来ない。前進あるのみ。あー狭い。
ふはー。とトンネルを出ると、目の前ににかにか笑った娘が立っている。 なによ、お手本でしてあげたのに、ついてこなかったのね。徒労かよ。
と突っ込むよりも、周りにいた二組の親子のオカーサンの視線が痛い。 痛い痛い痛いったら。突き刺さるわー。
そそそそんなに変だったかしら。・・・変?
どうにもこうにもいたたまれず、早々に撤退撤退。「喉かわいたねー」なんか言っちゃって。 あーもう、「ヘンなオカーサン」で覚えられてたにちがいない。
これでしばらく児童館には足が向かないかも。あー、こっ恥ずかしかった。
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そういや、この頃自転車であちこち公園巡りをしているんだけど、ある公園で娘に近付いてきた同い年くらいのオジョーチャン、そして感じのよさそうなオカーサン。
あら、もしかしたら、お友達になれるかしら。
と思ったら、オジョーチャンの手首に蚊が。蚊って5月でもいるのね。
「蚊が止まってますよ」とお知らせするだけに留めておけばよかったのに、「蚊が・・・」と言いながら私の手はオジョーチャンの手首をそっと握ってしまっていたのだ。
これでびびられた。
「ほら、○○ちゃんが来たわよ〜」とたぶん精一杯のさりげなさで、オカーサンはオジョーチャンを連れて遠くに行っちゃった。
だってさー、「蚊が止まってますよ」なんて悠長に言ってる間に、大事な血を吸われてしまうじゃないのよー。
と内心ぶつぶつつぶやきながら、やはり早々に公園を後にしたのだった。
なんかダメ?逆の立場だったらやっぱりびびるかしら。 どよーん。
夕方、管理人さんが帰ったのを見計らって、こっそりゴミを出してしまった。いいのか、こんなこと書いて。
回収当日に出すようにという決まりを守っていたけど、みんなルール違反してるんだなあ、とゴミ置き場(別棟・カギ付き)に行くたびに思っていた。だからって右に習ってどうする、というつっこみはすみませんがまた今度。
明日は可燃ゴミ、娘の使用済みオムツが重い重い。 朝から息を止めて(ゴミ置き場の匂いね)この重いのを夫に運ばせるのも気の毒。
と思って、ゴミ袋持って歩いてたら、ちょうどエレベータが開いて、うちの真上の部屋の奥さんがー。
うしろめたいことしてるもんだから、びくっと体が反応しちゃって、気まずさ2倍。耳が熱くなるのが自分でわかる。
笑顔でこんにちは、とあいさつしてくれたけど、内心あらあら〜って思われてるわ。思われても仕方ないわ。
風が強いですね、なんてごまかしたけど、頂いた亀まんじゅう(ケータイの写真参照)のお礼もすっかり忘れ、あーやっぱ悪いことはするもんじゃない。
これ取り上げたら、夫の唯一の家事参加がなくなっちゃうしなあ。それは関係ないか。はっはっは(力無いかんじでひとつよろしく)。
2004年05月12日(水) |
早起きは苦手だからって |
はー、比較的まともな時間に寝たぞ>娘。 日付が変わる前に寝たの、久しぶりじゃないか。
娘の手がぽっぽしてくる頃、オトーサン帰宅、娘大はしゃぎ大興奮、寝たくない遊びたい、らんらんとしてしまった神経を鎮めるのに1時間はざら、ここ3日くらいは毎晩1時間半かかってしまう。
寝るのが遅い→起きるのも遅い、見事な宵っ張りの朝寝坊悪循環。
むりやりにでも朝早く起こせばいいんだろうが、その場合の娘の機嫌の悪さや、カーサン自身の睡眠時間の減少を考えると、実行に移せない。おいおい。 よほどの必要に迫られない限り、生活パターンというか体内時計というか、リズムを帰るのは結構難儀だ。
寝かしつけを終えて、やはり早起きしないことには、とこぼそうもんなら、夫が冷ややかに「毎晩同じ事言っているよね」とおっしゃる。
しかも夫は最近会社の研修でしぶしぶ英語の勉強などしており、深夜に赤い目で宿題に精を出しつつ突っ込まれた日にゃあーた。
まさにぐうの音もでないので、黙ってPCの電源を入れる妻であった。
和裁のサイトなんて、数年前はちっともヒットしなかったもんだがなあと感慨にふけりながら今夜もクリッククリック。
辞めてもう何年経つんだろう、もうすっかり忘れたと言いながら、初心者掲示板の質問に答えられるかどうか自分で試してみたりする。 ええ、答えられませんとも。
仕事をしていた頃のノートをひっぱりだし、断片的に甦ってくるあれやこれや。
袷まで縫え裁ち出来なくても可、なんて求人に目が吸い寄せられたりもする。
また縫う気なんてないくせに>自分。 体調不良はもうこりごりなんだよー。
専門学校を出てそのまま仕立ての仕事を続けている人のサイトに、「ロボット和裁士にはなりたくない」なんつーお言葉を見つけてびくっとする。 ええ、ロボットでしたとも。しかも壊れましたとも。
特殊技術じゃない、昔は誰にでも出来たこと、と自分に言い聞かせるような気持ちと、私がしていたことは職業としての技術だったという妙なプライドとかせめぎあう。
アレルギー的感覚が薄まってきたことだけで、よしとしよう。
・・・なんかちょっと縫いたくなってきた。ええ、そりゃもう口だけですとも。
同期二家族、計六人さまが遊びにきた。
ほんとは公園でバーベキューの予定だったんだけど、雨で無理。 待ち合わせ場所のスーパーで買い出しして、割りと近い我が家にお越し願ったわけだ。
二家族のオトーサンたちが、我々夫婦と同期。入社直後の研修でずいぶん親しくなって、配属後もちょくちょく飲んだり遊んだりしたもんだ。
それぞれの恋愛とか恋愛とか恋愛とか(そればっかかよ)の相談やら報告やらしていた仲だったので、いまいっぱしのオトーサンオカーサンづらしているのが面白い。お互い様だろうけど。
あれも知ってる、これも知ってる、あんなこともあったよねなんて話は、お嬢さん方や奥方たちの前でぶっちゃけるのもはばかられ、当り障りのない話しか出来なかった。当たり前か。
時間が経ったのねえ。と3人のオコサマを遊ばせるオトーサンたちをしみじみ眺めつつ、皿洗いにいそしんだ私であった。
娘が最近爪を噛む。ぎざぎざになった爪は、ひっかかると痛いのだ。
カーサンも小学一年のときに(何故かはっきり覚えている)えんぴつのお尻を噛むのがくせになり、いつしか爪を噛むようになり、中学か高校までそれが止められなかった。
爪噛みはストレスの現れとかいうけど、そのときのカーサンにそういう自覚はなかったなあ。ただ、止めなきゃと思うのに噛んじゃう。
ある日突然噛まなくなった。多分見た目の悪さ(爪の形・噛んでる姿)に耐えられなくなったんだと思う。お年頃だったから。
だから娘が爪を噛むからといって、すわストレス、と疑うのもどうかと自分でも思うんだけど、ううーん、思い当たるフシがあるような、あるような、あるような。
この頃MDを聴きながら寝かしつけていたけど、それをやめて布団に入りながら娘に話しかけてみる。
この頃オカーサン、怒ると「もう知らない」って言うことあるよね、あれはいやだよね?と娘に尋ねると、「イヤダ」と言って顔をこすりつけてくる。
ふんふん、やはりね、なるほど。わかった、じゃあ、なるべく言わないようにする。ごめんね。 ※なるべく、というところがカーサン保険をかけている。
あとさ、たまにぺんって叩いたりしちゃうけど、あれはいけません、と怒ってるからで、娘を嫌いになったからじゃないんだよ、大好きなんだよ、と言うと、「しゅきしゅき〜」「なかよち〜」とまたも顔をこすりつけてくる。
そしてどういう経緯だったか不明だけど、オトーサンがテラスでぐるぐるってしたとき、だめとオトーサンが言った、と娘が言う。
ああ、物置を組み立てたとき、ドライバーをいじりたい娘に危ないからダメ、と夫がきつめに注意したっけ。
それだけじゃなくて、あのときは夫、娘がちょこまかまとわりついて邪魔になるのでちょっとキレ気味だったんだよなあ。夫にとって、苦手な作業に介入する怪獣と化していたんだよね。
そうか、そんなことも気にしてたんだ。思わぬ話が娘の口から出てきてちょっと驚く。カーサンから「あのことは?」と振ったわけでもないのに、娘から話してくるとは。
お手伝いしたかったの?遊びたかったの?と尋ねると、「あしょびたかった」と娘。
ダメと言われた理由(尖ったものは危ない)を説明し、オトーサンも娘のことが好きだから言うんだ、大丈夫、というと晴れ晴れとした目で笑う。
うーん。それで爪噛みなの?娘ってば。
このあと爪噛みが治まったら、話しをしたり娘の言い分を聞いたりした甲斐があるってもんだけど。
親に好かれているかどうか、そういうことに対して2歳児なりに敏感というか、2歳児ゆえの過敏というか、思うところがあったのだね。 カーサンがあなたを嫌いなわけないでしょう、というのは通じないものなのか・・・。
悪かった。 また折りをみて、今夜みたいにべったべたに甘えさせて、ガス抜きしてやらんといかんな。
というより、ほんとはそもそもガスが溜まらなければいいんだろうけど、そのときどきで譲れない一線みたいなのもカーサンあって、娘にきつく当たってしまうこともあるのよね。それはいかんともしがたい、しかたないことだろうと自分自身納得しているはずのことなんだけど。
いきあたりばったりなカーサンにつきあわされる娘も、気の毒といやー気の毒。 他人事みたいな発言してる場合か>自分。
TVCMで「やつらの足音のバラード」が聞こえてきて、「これスガシカオだよ、うおーかっこいいー」と煩悶する妻を見て、夫が「毒気に当てられたね」と一言。
こないだ収録観覧に行ってからというもの、ちょっとカーサンおかしいかも。
なんてったって、新譜に付いてくるDVD観たさにわざわざDVDプレーヤー買っちゃったしね。本末転倒。 ※おかげでBSが観られるようになって夫喜ぶ。ほらねー、よかったでしょ、とは言わずに胸にしまっておく。
以前J−WAVEで話しているスガシカオにがっかりして、それ以来トークの部分の彼には目をつぶってきたのに、それがどうよ、彼がパーソナリティーのラジオ番組を録音して聞いちゃったりしている。なんたる有様。
声が聴けるならなんだっていい、姿が観られるなら遠くたって小さくたっていい。 ・・・近いに越したこたーないが。
これはもはやこここ恋?
・・・こんな私でも大丈夫ですか?>りつこさん。ちょっと不安。
こないだジーンズ(ジーパンと言いそうになって慌ててしまうのは何故)を買うとき、いちかばちかで、ジャストフィットよりきつめに感じるサイズを選んだ。
前回は買うとき「ちょっとゆるいかも」だったのだが、着ているうちに馴染むんだか伸びるんだか、いまやゆるゆるのずるずる。 ゆるゆるの脱げかけをかっこよしとするあんちゃんたちを笑えない状態。
娘は最近、カーサンのお尻ポケットに手を突っ込んで「こっちこっちーー」と指示するので、うっかりすると脱げちゃうかもっていうくらい。 娘がポケットに手を入れるたびに、「いやいやいや、脱げちゃうってほんとに」と突っ込むのも大儀なのだ。
で、きつきつと思ったジーンズ、二日目くらいでジャストフィットになりました。 ほっ。 下手したらご飯も食べられないかもって危惧していたのさ。
あのとき試着室で「もう1サイズ大きいのにしようか」と天を仰いで本気で悩んだ甲斐があった。
でまた洗濯するときつきつ感が甦るんだよね、きっと。
この連休、スガシカオ以外はせいぜい買い物に行ったり実家に夕飯食べに行ったり、特に遠出をするでもなく、まったりと過ごした。
新譜にDVDが付いてくるからってDVDプレーヤーを買ったり、お安いジーンズに懲りてちゃんとしたお値段のを買ったり、夫は野球のバットを買ったり、手抜きで外食したり、なんだかんだ出費があって、帰省の往復旅費くらいはきっちり使っちまった気がする。
でもこんな連休もいいなあと、ほんと結婚して初めてじゃないかなあと思うのだ。
ひとりで遊びに行く快感も知ってしまったし、またそれを手に入れようと夫に交渉するガッツも出てきたし。
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友人と話して、ああやっぱりそうだと思ったのは、日々の生活や自分に投資するのは、けして悪いことじゃないんだ、ということ。
そんなこと当たり前じゃないかと言われそうだけど、稼ぎという形を持たない立場にいると、いつのまにか自分を縛っていることもある。
普段着だから、近所しか出ないから、誰にも会わないから、いいやいいや。
また娘を連れていると、「子連れ」という記号を黄門さまの印籠のようにかざしてしまうような、逆に隠れ蓑にしてしまうような心持ちもあったりする。
いざひとりで歩くと、身の置き所がないように足元がスカスカに感じてしまうのは、いつのまにか自分が娘を拠り所にしてしまっているからなんだろう。 そういうふうにはなるまいなるまいと念じていたはずなんだが。
友人とお台場で会ったとき、自分の手の甲だけが日焼けしていることに気付いたり(日々の自転車焼け)、ハレ(晴れ着とか喪服)とケ(ジーンズ)の中間のおめかしした服に困ることを思い知らされたり、少し背中をしゃんとしなさいよ、と自分自身にはっぱをかけたくなってしまったよ。
実はスガシカオが好きだ。いやほんとのこと言って大大大大大好きだ。
今月12日に新曲がリリースされるのに合わせて、公式サイト(かな?)でマキシシングルに限定で付いてくるDVDのストリーミングなんかをやっていて、ここのところちょくちょく覗いていた。
金曜日、そこにテレビ番組の収録観覧の募集を発見。2日の昼〜夕方だという。 行けるか行けないかはともかく、ととりあえず応募してみたら、当たってしまった。ララララッキー。
急遽行ける人を探し、なんとか道連れを確保。 夫には「行きたい行きたい行きたい」と連呼して娘を託す。 半日留守するなんて初めてだ。
当選お知らせメールには服装についてあれこれ要望が書いてあり、「緑・青・白・薄いグレーは避けて結婚式二次会の呈で」とある。
ものすごく限定されるぞ、こりゃ。とベージュを選び、結婚式二次会というよりはむしろPTA役員のオーラを発しつつお台場に向かった。
連休中ということもあって、ものすごい人出。イベントが開催中らしく、文化祭のような賑わいである。
集合時間になると、なるほど結婚式二次会風の方々がぞろぞろと。そうか、黒を着て来いと暗にいってたのね。とここで悟る。
待たされて並ばされてまた待たされて、ようやくスタジオに通され収録が始まる。
洋館風のセット。「椅子を動かさないでください」と叫ぶスタッフ。 おおー、テレビ局だ。業界だ業界だ。
黒っぽい服の人がセット正面に配置される。照明の具合が理由らしい。 我々は黒でない、イロモノだったのでちょいと脇に置かれた。
音楽監督の武部聡志からその他バックで演奏する人々、インタビュアーの鳥越俊太郎、それからスガシカオ・山崎まさよし・杏子と福耳の面々がとことこ歩いて登場。拍手拍手〜。業界業界〜。
一曲だけの収録だったが、スガシカオがコーラスの歌詞を間違えて再度収録。 同じ曲だけど、二回聴けてよかったよ。
コンサートやライブと違って、観客向けに出力調整されていないのでちょっと聴きにくかったけど、本物はかっこよかった。ヨダレが出た。涙が出る覚悟はしてたんだけど。
ぴかぴかのギブソンのギター。まぶしかったなあ。 シカオも山崎まさよしもかっこよかった。杏子はすっげえかわいかった。 シカオへの愛が止まらないかも(鼻息)。
帰宅すると夕方6時。午前中の10時半には家を出たから、ほんとに1日遊んでしまった。夫よ娘よ、ありがとう。
と言いつつ、「またコンサートとか行きたい」とほざく私であった。 どなたかシカオのライブ、ご一緒しませんか?手始めに七月のオーガスタキャンプとか。ほっほっほ。
※ちなみに放送は5月22日深夜、フジテレビ「僕らの音楽〜OUR MUSIC」という番組でございます。よろしかったら是非ご覧あれ。
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