月の詩
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何が、そんなに? なんでこんなに? わかってたくせに、どうして? またおなじことなだけじゃない。 わかってたくせに、どうして?
呪いがかかったまま、 解けない。 誰にもどうすることもできないんだろうか、と思う。
迷っても揺れても答えは一緒。 でもだからって流されるままにもできない。 どっちにしたって答えは一緒。 どうしようもないじゃん。 わかってるんだ、わかってる。 言い聞かせるしかないじゃん。
醜いどろどろな感情の渦の中から、 這い上がって。 のみこまれてしまうことのないように。 立ち上がって。 泣きたくなるなら泣いていいから。 視線をあげて。 届かない、伝えられない、もう2度と口にしてはならないと、 そう感じているなら貫いて。 こんなに苦しいと思うよりも、 この想いのおかげで浄化されたものもあったと、 いいところだけに目を向けて。 いましばらくは辛くても。 いずれは、いずれは。
自分の心に嘘をついて、 逃げてしまおうと思ったけれど。 ダメみたいだ。 ほんの小さなひと雫の予感でさえも、 徹底的に自分を叩きのめす。 『逃げるな』と 自分の心の奥底を見たくはないので。 嘘ついて逃げようとしたのに。 拒絶して。 何も始められない。
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