月の詩
DiaryINDEX|past|will
やっぱダメか、とわかったら。 意外とすっきりしたかもしれない。 あの告白にも似た文章に、 何の反応もなく、もしかしたら読んでさえなく、 そのまま素通りしたのなら、 やはり彼にとってはもう過ぎたことなのでしょうから。 全ては今さらということなのでしょうから。 忘れて思い出しもしないということなのでしょうから。 全ては笑っておしまいに。 全ては私の心の中でおしまいに。
やっぱり忘れてるみたいね。 もしかして、、って期待もあったけど。 あたしはあたしの賭けに負けたから。 これでもう、ホントに封印。 誰にも言わずに秘めたままで。 それも仕方のないこと。 はじめから分かってたことって、 何度も言い聞かせてきたから。 大丈夫。
今度こそ意志をつらぬくぞ、と決めた。 なのにそのそばから裏切ろうとする。 同じ過ちはくりかえさないぞって きめたのに。
|