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■ 折っても折っても終わらない〜魔のコピー誌製本地獄の巻
−−−「琥珀〜」1をコピー誌で再版する事にした。「琥珀〜」2の部数が、「1」より多いからだ。オフセットは無理だから、コピーで、それも自分的に限界の部数である、50部で再版する事に決定した。原稿は…コピー誌用に書式を変えたので、ページ数が多くなった。「2」と同じページ数である。…それだけで、瞠目するような気分になった。「自分で自分の首しめたかも」と己の決意にくじけそうになりながら、漸く昨日、前記・後記・奥付用のカットと、新しくカラーコピーで作る表紙用のイラストを仕上げて、今日、本文のコピーをしに、近所のジャスコに出かけた。−−−恐ろしい金額のコピー代。貧乏人にはキツイ出費だったが、致し方ない。紙は無くなるし、隣りのコピー機から紙を補充したりして、別の利用者に申し訳無いこともコッソリしたりしたが、無事にコピー完了。−−−ウチに持って帰り、製本だ〜!!……しかし、コピーの山は折っても折っても減らないのだね(滅)数百枚だし。コピー原稿(遠い目)−−昨日録画した、キムタクとさんまのドラマを流し、相変わらずつまらないキムタクと名前を覚えていない女優との絡みやら恋愛話の方は、「ここ、いらない」と酷評し、さんまの事件を追っている所とかは、「ここだけで良いのに…」と溜息をつきながら、楽しく眺め(そのせいで、5枚ほど切るのを失敗した/滅)−−やはり、このドラマ恋愛いないよな。サスペンス色だけを前に押し出せば良かったのに…両方とろうとするから、どっちも中途半端になっちゃうんだよね〜(怒)とか思いつつ、次に古谷一行が金田一耕介役で昨日放映されていた、金田一耕介シリーズの月曜ドラマスペシャルを見る。−−その間も、セッセをオリオリしている我輩。−−見かねた母が折るのを手伝ってくれた(笑)−−ごめんよ、ママン…。ありがと、ママン…母の日にも何もして上げられ無い、無職の我輩を許してプリーズ(T■T|||)……と心の中で手を合わせ、金田一を見つつ、折り折り切り切りをしている我輩。−−このTV版の古谷一行の金田一…我輩、実は嫌いなのである。……だって、おもしろくないんだもん。違うんだもん(不満)……やっぱり、市川崑監督作品の石坂浩司版金田一が我が心のバイブルなのである。やっぱり、金田一はへぇチャンじゃなくっちゃ!−−そして、やはりピリっとこないストーリー展開でピリッとしないエンディングを向かえるに至り、最近の推理物のドラマがイマイチ不作でつまらないな〜とか落胆をかくせなかったりなんかしちゃったりして。−−すでに、その時点で3時間経過。まだ終わらない。−−−その後、夕飯のしたくをする為に、母が戦線離脱。−−我輩一人で折り続け…折り終わった時には、四時間半経過していただろうか(笑)−−夜の7時からは、10チャンで最近始まった、野際さんがパーソナリティをやっている、旅の番組を見ながら、今度は製本作業に移る我輩。−−今日は、湯布院なのか~いきたいな〜と羨ましく眺めつつ、せっせと折ったコピー原稿をページ順並べて1冊分ずつ重ねてゆく。地道な作業である。−−−全てを重ね終わるのに、1時間ちょっとの作業時間。−−更に、夜8時からは火曜時代劇で「盤獄の一生」を見ながら、今度は、ホチキスで止める作業をする。−−本文止めて、そおあと、前後に遊び紙を合わせて止める。凝れも地道な作業。−−慣れって怖いものね。この作業の手際の良い事ったらv(←ヤケクソ)−−−「盤獄〜」は役所さんが主役の盤獄をやっているので、見ているのだが、最初の2話までが市川崑監督作品で、その他は別の監督が撮っているものだから、我輩は、2話以降全然熱心に見ていなかったのだが、今日は久しぶりにナイターがやっていなかったので、見ることにしたのだ。(製本作業の友である/笑)−−久しぶりに、南野陽子を見て、顎のほくろにノスタルジックな気分になる(←意味不明)−−−今日の盤獄さんは、なんだか割りとほのぼのほんわかで、騙されてるけど、思いきり馬鹿っぽく騙されてるんじゃなくて、可愛かったな〜とか、最後割りとすっきり終わってて、これならいいな〜とか、何だか満足しつつ、気がつけば、ホチキス留めも終了。−−後は、表紙だぞ〜。……しかし、予定していた表紙のモチーフに使いたかった遊び紙の色が、我輩の欲しい色が無くて、急遽買った別の種類の紙で代用する事に……これから、作業の最終工程。ガンバレ、我輩。負けるな我輩。明日は、表紙のコピーをして、表紙を本文と合体させる所まで行きたいな〜なんて思うのだけど……どうだろね?(←誰に問うても答えはない/自爆)
■今日は何の日?■
4/30は・・・ 670年◆法隆寺、全焼 1189年◆源義経、衣川館に生涯を終える 1358年◆足利尊氏、病没 1888年◆枢密院官制公布 1898年◆トラピスト修道院創立 1899年◆「日本之下層社会」刊行 1945年◆ヒトラー、ベルリンで自殺 1975年◆ベトナム戦争、終結 1978年◆植村直己、世界初の単独北極点到達
−−−1189年に源義経が、1358年に足利尊氏が、今日と言う日に死んでいるというのは、何だか不思議な因縁を感じる。いや、因縁というか、不思議な偶然もあるものである。片や鎌倉幕府創建の影の立役者源平合戦の功労者にして、後に兄に死を賜る義経と、片や、その鎌倉幕府を倒して新しい幕府を築いた足利尊氏…この二人は命日が一緒と言う事になる。ちょっとした因縁である。−−そういえば、頼朝、義経の兄弟も兄が弟を結局殺す事になったが、尊氏も弟の直義を後に毒殺している。兄が弟を殺すという共通点が、この鎌倉・室町、両幕府を打ち立てた人間にあるというのは、どういう運命の悪戯なのだろうか?やはり、上に立つものは一人出なければならないのか?両雄並び立たず…権力は一つの頭を頂かずして、安定はないと言う事なのか?−−なんだか、悲しい。けれど、それも時代と言う事なのだろうか。それで、片付けたくはないけれど…長として、非情に有らねばならなかった、当時の彼ら…この命日に、冥福を祈ろう。
2002年04月30日(火)
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