鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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ビミョーな近視&乱視だから、なくても大丈夫なんだけど、パソコン使う時なんかにはメガネは必需品。普段はかけてるとジャマなんで、ついついあっちこっちにはずして置いちゃうので、実は今も「メガネがな〜い」と探し回ってます……。
そう言えば、いつごろから「メガネ=コンプレックス」なマンガって姿を消したんだろう。昔はこのネタのマンガって、それだけで一ジャンル作れそうなくらいあったんだけどなぁ。酒井美羽の『通り過ぎた季節』シリーズとか、高河ゆんの『グラスマジック』とか。くらもちふさこのデビュー作も『メガネちゃんのひとりごと』だったっけ。
7〜80年代少女マンガで描かれるコンプレックスは、メガネ以外でも、好きな人より自分の方が身長が高い!とか、年下の子を好きになっちゃったとか色々あった。特に恋愛ものでは、2〜3才の年の差も、かつてはものすご〜く重かったっけ。『年下のあんちくしょう』(吉田まゆみ)とか『一枚の年輪』(くらもちふさこ)とかね。これが変わったのは、『ぼくの地球を守って』 (日渡早紀)と『オトナになる方法』 (山田南平)の影響が大きいでしょ、やっぱり。特に「前世の記憶」を持つ『ぼく地球』の輪と違って、『オトナ〜』は、真吾が見た目もバリバリの小学生!なので、私は最初は違和感あったなぁ。それがいつの間にかフツーになってるから不思議。今「プチコミ」でやってる『砂糖少年』(すぎ恵美子)なんて、キャリアウーマンと小学生だもん。マンガは時代を映す鏡みたいなものだけど、あまりの変わりように思わずクラクラしてしまう……。
いわずと知れたBSマンガ夜話 のアシスタント。ずっとこの番組を観てきて、何人かのアシスタントが登場したけれど、彼女が一番好きだなぁ。中には「ホントにマンガ好きなのぉ〜??」ってなアシスタントもいたけれど、彼女の「フツーにマンガが好きでフツーに読んでます」という雰囲気は、マニア(笑)なレギュラー陣とのバランスもちょうどよい感じ。不動のメンバーで居てね!と思ってます。
今回の放送で楽しみにしていた『雲の上のキスケさん』 (鴨居まさね)の回では、珍しくかなり語ってくれた彼女。お風呂場でのシーンとか、天敵だった元上司・グローバル岩田に再会して、職業意識(主人公は死海エステの店勤務)から「こいつを死海風呂に浮かべて、毒素という毒素を抜いてみたい」と想像するシーンとか、こちらのツボなところをツボなコメントで語ってくれたのがよかった!そして、「自分の素が出てしまいそうで、この作品について語るのが怖かった」という最後のコメントにも、深くうなずいてしまったのでした。
大好きな鴨居作品だけに、どうも番組的には今ひとつ盛り上がりにかけていて残念。そーいう意味でも、あいちゃんの活躍は救い(?)でありました。本人「アシスタントにしては語りすぎた」みたいなことを言ってたけど、そんなことないぞ、絶対!!ちなみに鴨居さんと言えば、ということで枡野浩一氏が出てたけど、あまりにも愛をそそいでいる作品について語るのは、やっぱり難しいかも。そーいや私自身、解説とか紹介文を書く時には、好きな作品だと、却って何をどう書いてよいやら悩むものなぁ……。
「BE LOVE」 で『生徒諸君! 教師編』(庄司陽子)が始まった!連載終了から約20年ぶりの復活だが、この教師編でのナッキーは25歳。復活までの時間を考えると、この絵の変わらなさは奇跡に近いのでは?一般的には、あまり長いブランク(もちろんその間他の作品は描かれていても)があると、絵柄が変わりすぎていて却ってかなし〜い気持ちになることも珍しくないのだけれど、この作品に限って言えば全然違和感がなくてホッ。やっぱり昔好きだった作品が変わってしまうのをみるのはかなしいものなので……。
今回ナッキーが赴任した御園中学は、生徒は自分達の問題を解決してくれる謎の仕置き人「3TD」に頼り、教師を受け入れようとしない。中学時代が自由で楽しい時間であることを生徒達に実感して欲しい、と張り切るナッキーだが、彼女の活躍を目障りに思う輩から、「北城尚子を追い出して欲しい」との依頼が!そして彼女の身に危険が迫る……!?
登場するキャラクターたちは変わらないものの、前の連載当時と今とでは、社会環境や子供たちの生活が全く違う。それだけに、この作品がどう展開していくのか、おおいに興味あり。…などと書いているうちに、『生徒諸君!』 が読みたくなってきたぞ。どこにしまってあったかな?
| 2003年08月25日(月) |
Silky スペシャル |
先日の日記 で「手に入らない〜(涙)」と騒いでいた「Silky スペシャル」、その後無事入手することが出来ました。
巻頭は、ベビーシッター・和がさまざまな家庭で遭遇する出来事を描いた「ライナスの子守唄」シリーズ。原作が『ぱずるゲーム☆ハイスクール』 の野間美由紀ってことで、「謎解き」仕立てのストーリーになっているんだけど、家族と家庭がテーマだけあってストーリーはとってもハートフル。作画の上田愛子さんの絵はとってもキュート。登場するお子ちゃまたちがけなげで、「くぅ〜っっ!!」てくらいにかわいいのです。途中から雑誌でチェックしている作品なので、ここいら辺でコミックスでまとめ読みしようかな? 今回和が訪れたのは、1歳ちょっとの長男をSIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くした家庭。重いテーマながら、家族それぞれの後悔を丁寧に描いているだけに、グイッとひきこまれる力作です。
ハートフル、と言えば、安孫子三和さんの『海をみていた犬』 シリーズも好き!亮子は、夫の浮気相手に子供が出来たことをきっかけに離婚。血のつながらない息子・櫂とともに実家へ出戻ってくる。故郷で、彼女の心の傷もじょじょに癒え、そして新たな恋が始まる……!?
ほのぼの温かストーリー満載の「Silky」、本屋&コンビニで、もっと気軽に手に入るようになればいいのに〜っ!……私の心の叫びです。
先日の日記 で買ってる雑誌がいつもより早い発売だぁ!と喜んでいたら、先週から今週にかけては、なんだか読む雑誌がないぞ〜という感じになってます。
もともと、私が買ってる雑誌ってヤング誌やレディース誌ばっかりなので、月終わりから月初めに集中しちゃってて、この時期はあまり読む雑誌が出ない。さらに、うちの近所の本屋では「フォアミセス」とか「Silky」あたりをほとんど扱ってくれない(涙)し、入荷しても1冊くらいなので、タッチの差で売れてしまうこともしばしば……。一駅先の本屋まで足をのばせばそれなりに雑誌が充実しているところもあるんだけど、そこまではなかなか……。
そう言えば、「Silky スペシャル」も未だ入手できてません今月号は、宮藤勘九郎主演の『福耳』 のマンガ化バージョンが巻頭らしい。そういえばこの頃、この手のドラマのマンガ化がけっこう目につく。面白かったのは『真珠夫人』。「Eleganceイブ」と「Silky」がそれぞれマンガ化したのだけれど、作画した作家さんのタイプがまず全然違う。「Eleganceイブ」のさちみりほさんは少女マンガっぽいかわいくて甘やかなタッチ。対する「Silky」の加西涼さんは重めのタッチでいかにもレディースチック。「Eleganceイブ」の方が連載回数も多いので、じっくり読みたい人にはさちみりほ版 が、ドラマではまった人には加西涼版 がよいのでは?ちなみにさちみりほさんのは、現在も連載中デス。
ようやく暑くなってきた……ってもう8月も終わりなんだけどなぁ。今朝のニュースにはここぞとばかり、おばけ屋敷の話題が出てた。やっぱりこの手の話題はセミの声がうるさいくらいに暑い夏!がよく似合う。そういえばどこだったか、病院だか学校だかをお化け屋敷に改造(?)したところが出来たらしくて、しかもそれが自分の足で歩いていくから怖いのなんの、って話もやってた。うん、それすご〜く怖そう!!
私自身、オバケ屋敷に足を運ぶほどではないけれど、怖い話が観たり読みたくなってくるのはやっぱりこの季節。ビデオ&映画なら『呪怨』 『呪怨2』 に興味津々!でもね〜、あのポスターの子供があまりにも怖そうでちょっと(かなり)二の足踏んでます(観た方ぜひ感想を!)。特に『呪怨2』の方は、予告を観たら山岸涼子の『汐の声』思い出して観る前からビビっております。殺人現場にロケ隊が行って、そこで……ってのがなんとなく似ているような……。
『汐の声』って、タイトルがあまり記憶に残らないみたいなんだけど、実は「山岸涼子のマンガで一番怖かったヤツ」というと、かなりの人がこれを挙げるのです。うちのHPの「恐怖モノ」 コーナーにもしっかり載ってます。霊もので子供がらみのものって(『汐の声』は厳密には違いますが……)怖さも5割増し!って気がしません?一時期はやったスプラッタより、こういうジワジワ心理的に攻め込んでくる恐怖モノの方がいつまでもいつまでも怖い。と、こう書いているうちに山岸ホラーを読み返したくなってきた。あれ、どこにしまったかな〜?
地元で阿波踊りがあります。子供は年中さんから参加可、ということで、うちの娘も去年から参加してます。去年は初日雨が降っちゃったので一日だけでしたが、今年はどうかなぁ?ところで、東京で「阿波踊り」というとやっぱり有名なのはやはり高円寺……。というわけで、ゴーインですが(笑)今日は『高円寺あたり』 (西谷祥子)の話など。
父の死後、経済力のなさから「再婚」という道しか選べなかった母のようにはなりたくない!その一心で上京し、従姉妹の家に居候しながら大学進学を目指す少女・未千留。だが、男社会の中で女性が「お嬢さん」「お嫁さん」としか認識されない現実の一方で、美容師として自立する叔母の生き方に、心は揺れ動く。さらに、才女との誉れ高い従姉妹・則子と、隣の「徹ちゃん」をめぐって衝突してしまい……。大人になった今読んでも、ずっしりと重みを感じさせる作品で、これを連載していた「ぶ〜け」ってすごい雑誌だったんだなぁ〜と改めて感服。
私の大好きな作家さんのひとりです。 彼女の『ピアニシモでささやいて』 は、私の歴代マンガベスト10(いや、5くらい?)にはいる名作だぁ!と思ってます。マンガ評論家の藤本由香里さんも、『私の居場所はどこにあるの?』 で、この作品を取り上げていたっけ(余談だけど、この『私の居場所は〜』も、少女マンガファンなら目からウロコがボロボロおちちゃうおススメの1冊!)。
当時「プチコミック」を毎号買っていた私は、かなり早くから石塚作品を読んでたわけですが、正直言って絵の野暮ったさから(あああ、ごめんなさい〜)敬遠しがちな作家さんでした。そのイメージが文字通り180度変わったのが『ピアニシモ』の直前に連載していた『どきどきぶらいだる』。現役女子高校生の彩羽は、両親のパリ永住を機に、校内でも人気ナンバー1の教師・織乃田謙信と極秘で結婚。3人の子供もちというやもめの謙信だが、家族にもナイショの結婚生活は前途多難。長男の信長は彩羽の同級生だし、長女の美濃はむずかし〜いお年頃(しかも密かにファザコン)。末っ子の秀吉はなついてくれたけれど、信長に言い寄られたり、自称・謙信の妻という由利が現れたりと、彩羽の新婚(?)生活は前途多難!!
……とまあ、連載開始当初はドタバタコメディだったこの作品、最終巻になってかなり趣が変わるのだ。ネタばれしちゃうので詳しくは書かないけれど、ここで描かれる三角関係は、少女マンガとしては画期的な描き方をしているだけに、私にとってこの作品では、終盤部分の印象ばかりがものすごく強い。石塚作品では代表作でもある『ピアニシモでささやいて』ばかりが語られることが多いのだけど、『ピアニシモ』のエッセンスはすでにこの『どきどき』終盤で培われている。『ピアニシモ』に感銘を受けた人にはぜひこちらも読んでみて欲しい。……と言っても、残念ながらこちらはプチセブンコミックス版のみで、すでに絶版。興味を持った方は、頑張って古本屋で探してみてね(AMAZONならユーズドでみつかるかも……)。
もう6〜7年前になるんだけれど、スポーツからお笑いまで、「第二の○○を作る!」(例えば野球なら「第二のイチローをめざす」とか……)といううたい文句のTBSの番組でした。色々な意味で興味深かったので、今でも時々思い出すのです。
「将来性」を量るってことで、出場者はほとんどが小・中学生だったのだけど、ゴルフや野球といった身体能力が問われたり、ある程度家庭環境に左右されるジャンル(ゴルフやってる小学生がそれほど多いとは思えない)は、やっぱり親がプロ選手だったりするのであまり意外性がなかった(もちろん私にとってですが)ように思えたけれど、芸能系はドラマティックというか波乱ぶくみでドキドキしながら観ていた覚えあり。
例えば「第二のダウンタウンを作る」では、優勝したコンビの片割れと、準優勝したコンビの片割れを組ませてみたい、ということに。結局、その後その新たなコンビでその後吉本に入られたと聞きましたが、せっかく優勝したのにはずされてしまった少年の気持ちを思うとなんかこっちまで複雑〜な気分になったりして……。「第二の羽生善治を作る」は、『ヒカルの碁』 でブレイクした今なら囲碁バージョンもアリだったかなぁ、とかね。「第二の手塚治虫を作る」には、夏目房之介氏とともにbk1 のサイトーさんが出てきてビックリ、ということもあったっけ。これは大人に混じって出場した小学生の男の子の圧勝でありました。
中でも面白かったのは、「第二の原節子を作る」。奥山和由が審査員長をつとめ、優勝者には「大統領のメリークリスマス�供廚亮膠蕕�約束されている、というシチュエーションが何ともマンガっぽい。「この人すごい!」と思って観ていたのは、スーパーエキセントリックシアターの折笠富美子さん。まぁそれは私がSETファンだったからっていうのもあったわけだけど、さすがに劇団員だけあって、セットの中で各自キャラ設定をした上での自由演技、という審査では、群を抜いてうまかった!この辺りの候補者同士のしのぎあいは、これが、ほとんど『ガラスの仮面』 (美内すずえ)の世界!!毎週ワクワクしながら観てました。結局最後のふたりにまで残りながら、折笠さんは涙を飲んだわけですが、その後、例の奥山和由氏の解任・失脚劇が起こり、映画の話も立ち消えに……。
その後も時々、「あの時のふたりは今頃どうしているのかなぁ……」と思い出したりしてたんですが、『あたしンち』 (けらえいこ)を観ていたら、声優のところに「みかん・折笠富美子」って書いてある!普段ボ〜ッとアニメを観てるので全然気がつかなかったんだけど、意識して見てみると、アニメものや「LaLa」のドラマCDのあちこちに折笠さんの名前が!なぁんだ、私が知らなかっただけでちゃんと活躍されていたのね。そうと知って、なんだか嬉しくなってしまったのでありました。
井戸端掲示板で観そびれて……と書いたドラマ「すいか」 の前半5話を、DVDにおとして送っていただいちゃいました(ありがとうございます!)。で、観始めたらはまりまくり、あとちょっとあとちょっと……と思いながら、結局5話全部観ちゃいました。おかげで今日は眠い……。
主人公の基子(小林聡美)は、平凡を絵に描いたような34歳の信金OL。十年一日のOL生活にある日一大転機が。なんと、お弁当仲間の馬場ちゃん(小泉今日子)がなぁんと3億円を横領して失踪してしまったのだ!人生みつめ直そうとした基子は、ひょんなことから女ばかりの下宿屋さん・「ハピネス三茶」の店子に……という物語。地味なんだけど、基子の煮詰まり具合には同世代の女性なら多少なりとも自分と重なる部分があるんじゃないかなぁ?私は、基子が上司に「引越し祝いに何が欲しい?」と聞かれて、いったい自分が欲しいものって……!?と悩む話が好き。あと、このドラマを観てると、おいしそ〜なまかないが出てきて、夜なのにお腹が空いてきちゃうの。これだけが、たまにキズ(?)かな?
ちなみに、ハピネス三茶の住人・絆(ともさかりえ)はエロマンガ家。ドラマにマンガが出てくると、誰が描いてるの?と気になるのはマンガ好きの性でしょう。今回のはカトリーヌあやこ&なかはらももた。「ん〜、どっかで観た絵だ〜。ダレだっけ〜?」とず〜っと思いながら観てたので、エンドロールを観てすっきり!『すちゃらかTV』 のイメージが強いカトリーヌさんながら、そーいやかつては「LaLa」や「YY」でストーリーもの描いてたんだもんね。ストーリーもののコミックスは「YY」掲載の『不良』だけで、未収録の作品も多いのだけど。30代の女性とひとまわりも下の男の子のラブストーリーは、タイトルは忘れちゃったけど好きだったなぁ。なかはらさんも、最近ではわたしのチェックしている雑誌とは違うフィールドで描かれているので、なかなか読む機会がなくなっちゃったんですが、子ドルかれらが主人公の『Angel Baby Cupid』はパワーがあって好きでした♪こういうのを観ると、またコミックスも読み返したくなっちゃうのよね。
本屋に行ったら、15日発売のはずの「YOU」がもう出てた♪雑誌の発売はいつも「まだかなまだかな〜」と待ちわびているので、何だか得した気分。まっ当然のことながら、その分次回の発売日との間隔は空いちゃって、「早く次を〜っ」の禁断症状が進んじゃうんだけどね。
やっぱり一番先に読んでしまうのは、『かんかん橋をわたって』 (草野誼)。私が草野誼作品にはまってることは先の日記 にも書いたとおりなのだけど、新章に入って面白さもますますアップ!しかし、このお姑さん、普通の嫁姑モノみたいにえげつない意地悪(雑巾しぼった水でお茶入れる、みたいな……)はしないくせに、読んでるこっちの心がひえてくるような言動が光って(?)おります。先日紹介しそこねたんだけど、草野さんはHP を開いていて、ご自身の本(総集編含む)の通販などもしてくれるようなので、『かんかん橋』にはまった方はぜひのぞいてみて!ちなみに、恥ずかしながら私、草野さんって女性だとずっと思っておりました。ましてや、「オフィスユー」『夫婦ぜんざい』(くりきあきこ)のあのなごみ系なオット=草野さんだったなんて……(絶句)。コミックスにはまだなってないようだけど、「コレット」で連載していた『夫婦みち』 は自主出版されているようなので、ぜひ入手せねば!と思ってます。一緒に、既に持ってる『愛よりも深く』以外の総集編も申し込むつもり。購入したらまたこちらで感想書きま〜す!
粕谷紀子の『離婚予定日』 も急展開がっ!夫から3年後の離婚を突然言い渡された女性の物語。それまでのお気楽専業主婦生活が一変!離婚後に自立するために仕事を始め、さらにはなぜかPTA会長や自治会役員までも務めることに。最新号では、夫の元(?)愛人(これがまたひとくせもふたくせもあるあぶな〜い魔性のオンナだったりするのだ!)との奇妙な同居生活にさらなる展開が。粕谷さんの絵は濃ゆくて今までちょっと苦手だったんだけど、話の面白さにひかれてこちらも毎号のお楽しみになってます。
昨日日記で紹介した『5愛のルール』 と一緒に購入したのが、マンガ家・小栗左多里とトニーのほのぼの生活記である『ダーリンは外国人』 (小栗左多里)。本屋で平積みになってPOPまで立ててあったのが目をひいて、手に取ったのが運のつき!?じっくりうちで楽しみたくなって、久々に衝動買いしてしちゃったのだ。
思わず「フフッ」と笑える日常の数々のエピソードは、トニーが外国人だからというよりは、彼自身のキャラに負うところが大きい。穏やか〜な牧師さま的風貌(作者によれば「アルパカ」似!?)で、ジェントル&ナイーブなトニー。干渉しすぎず、でも意思を尊重するという、彼のような他人とのかかわり方は、シンプルだけど意外と難しい。それが自然に出来ちゃうのが、彼の癒し系たるゆえんじゃなかろうか。また、「哀しい」話に心を痛め、深く深〜く苦悩するお姿には、思わず「がんばれ、トニー!」と声援を送りたくなる。きっとこの1冊を読み終わる頃には、あなたもトニーが大好きになっているハズ。自分の周囲にこんな人がいたら、人生も楽しく過ごせそう。
ところで、トニーがレストランでクレームをつけるシーンがあって、そーいや『恋のたまご』 (槇村さとる)に似たようなエピソードがあったことを思い出した。それを読んだ時も、私も主人公の真子同様、「あー自分にはコレは出来ないわ」と思ったんだけど、イヤ〜な雰囲気にならずにそういうのが言えるまっちゃんやトニーってやっぱりすごいわ。
夏休み中、マンガ日記をお休みにしていた間も、もちろんマンガはちょこちょこと購入。で、中でも面白かったのが、この『5愛のルール』 (一条ゆかり)だ。
マジメに働き、歌手を目指す姉との生活をささえる麻保。だが、雑用ばかりの仕事に物足りなさを感じていた彼女の運命は、一流広告代理店の切れ者・鷹見と出逢った事で激変。彼女の秘めたる才能に目をつけた鷹見のはからいで、麻保はやりがいのある仕事を手にする。そして姉の理恵もまた、モデルとしてビッグチャンスをものにし、姉妹はつかの間の幸せに酔いしれる。だが、鷹見を愛してしまった理恵は、彼の婚約者を名乗るトップモデル・水石ユリアへの嫉妬をつのらせてゆき、それが悲劇的な事件をひきおこしてしまうのだ!女達の心を操る鷹見の本性を知った麻保は、ある決意を胸に、彼にふさわしい女になる決意をするのだった……。
思えばまだこのHPができたてのころ、すでにこの作品に関する話題が出ていたっけ。未完でコミックス未収録。75年の「りぼん」掲載ということで、その時点で25年以上の月日が経っているにもかかわらず、複数の方がこの作品へラブコールを送っている!(当時の書き込みはワンポイント情報局 にまとめてあります)
当時まだ「りぼん」のリアルタイム読者ではなかった私にとっては、「へぇ〜、そんな作品があったんだ。巨匠・一条ゆかりの作品(しかも連載!)なのに、どーしてコミックスにならなかったんだろう?それに、みんなこんなに面白いって言ってるのにどうして未完なの?」と疑問符いっぱいだったのだ。その辺の裏話は、作者本人が巻末で語っている。待っていた人たちにとっては「そんなぁ〜っっ(涙)」という顛末ではあるのだけれど、作者の頭の中にあった構想も読むことが出来るので要チェック!
| 2003年08月11日(月) |
パイレーツ・オブ・カリビアン |
というわけで、先週は夏休みでした。とは言っても、子どもが熱出したり、ダンナが体調を崩したり……ということもあって、プールやら中華街なら近場で遊ぶ1週間だったのだけど。
家族が休みだと主婦は却って忙しいのだけど、それでもお楽しみとして、ひとりで観に行ってきました「パイレーツ・オブ・カリビアン」 !「ロード・オブ・ザ・リング」 ですっかりレゴラス(=オーランド・ブルーム )ファンになった私。ファンサイトで素顔の彼の映像も見たけれど、やっぱり「ロード〜」やこの「パイレーツ」みたいな時代モノの方がダンゼンいい!顔立ちが端正だから、フリフリのブラウスだって似合っちゃうんだけど、成人男子でそれってすごいな〜と思うのです。
とは言え、彼の演じるウィル・ターナーは、純朴な好青年なだけに、酸いも甘いもかみわけた海賊たちにしてやられたりもするわけで、この映画で「かっこいい」のは、やっぱりジョニー・デップ演じるところのジャック・スパロウ船長でしょう。やさぐれ気味の風貌ながら、修羅場をくぐり抜けただけあって、頼りになる!これから観る人もいるだろうから、多くは語りませんが、ワクワクするような冒険活劇にしあがっていることだけは確か。DVDが出たら絶対買うぞ!
これを観たら、『7つの黄金郷』 (山本鈴美香)や、『エメラルドの海賊』 (木原敏江)、『CAPTAIN RED』(藤田貴美)といった、海賊モノマンガを読み返したくなってしまった。特に70年代モノの華やかでドラマティックなストーリー展開とこの映画って、かなり共通するものがあると思うんだけど。
今日は「YOU」の発売日。前号から『かんかん橋をわたって』 の第2部がスタートしたので、次を待ちわびていたのだ!
この作品は、文庫版が出た時にbk1でも紹介 したんだけど、従来の嫁姑ものとは全く違う怖さと切なさを持っているところがイイ。自分の姑が、実はその土地一番の「おこんじょう(意地悪)」と呼ばれている女だったら!?う〜ん、怖い、怖すぎる!姑・不二子の目がまたすごい。黒目がちの瞳で、何をたくらんでいるのかが全くわからない。普通この手の話だと、嫁も姑も感情的になる分、お互いの胸のうちがみえてくるのものだけど……。
もともと素直で気立ての優しい女性だった主人公の萌にも、不二子の悪意の毒はジワジワとしみこんでいる。目には目を、策略には策略を……。それが人の心にどんな影響をおよぼすのかを目の当たりにして、ますます今後の展開に釘付けになってしまってマス。
『かんかん橋』以外の草野作品も、人間の心の機微を驚くほど繊細に描いていた味わい深いものばかり。以前プータオのコミック紹介コーナーで、マンガ研究者のヤマダトモコさんが大絶賛していたのがきっかけでチェックするようになったのだけど、本当にこんなすごい作家の存在を教えてくれてありがとう!とマジで感謝しております、ハイ。未完のシリーズ『ガレージ・ママ』 もそろそろ続きが読みたいなぁ〜。
ところで、心を入れ替えてこのところ日記の毎日更新をしてますが、来週は夏休みなので1週間ほどお休みします。また再来週から、せっせと書きますのでよろしく♪
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