ここに立っていても何も聞こえない。どこかで彼女が彼のことを言う。彼は彼女と交わり泡のように浮かんで、沈む。拭いたって拭いたって視界は濁っていく。当たらない的見えない心響かない言葉行きたくなったら行ってもいい私は退屈だって自分でも痛いほど分かっているから