泡とガラス玉


2005年09月09日(金)      トオイアシタ


少しだけ遠い明日を考える

淡く願うだけ
余計な力など抜けば良い

流れる電車の窓に
映るものなんて
本当は誰も見ていない
例えば恋人の
笑顔や
言葉や
意志を
思い出したりしている
そして自分の過去を辿り
今日に繋がる今までの全てこそ
光だったという考えに
到達したりする

そして最後にこれからの
遠い明日のことを
少しだけ考える

君がずっと笑っていればいいと思ったりしながら。


  ←    +    →