泡とガラス玉


2005年09月27日(火)      テガミ


重荷になるなら。

(分かっている)

その荷物を川に捨てて
いいんだよ。

振り向かないでいいんだ。

(君が見えなくなるまでずっとここで見守っているから)

(そういえばずいぶん僕は同じ事を繰り返してきた気がする)

君の気持ちは
十分すぎるほど分かっている

次の風に
幸運と手紙を。


だから受け取って。
そのまま最後の街角へ。


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