日々の戯言置き場。
**ユリ**



 嘘ついちゃったよ〜〜〜

今日は最終面接。
塾業界だった。
しかもあまり行きたくない方の。
前日の夜、私は落ち込むことがあって泣いてた。
朝起きたら顔は凄いことになってて
天気も相変わらず悪かったから私の気持ちも
暗いままだった。
そこで私はいつも試しているんだけど、
顔の体操をして、顔をほぐして、
それから元気の出る音楽(zebrahead)をきいて
面接に臨んだ。そしたらすっきり。
他にも面接まちの女の子がいたけど、
私は彼女にも、「笑顔で!!気張らなくてもいいじゃん、
第一志望じゃないっしょ」と声をかけられるほど
落ち着いていた。
私の番が来ても、堂々としていられた。
役員の人が一人、大きなイスに座っていて
私もその前の席に座らされた。
質問内容は全然たいしたことがなかった。
この学科って、何の勉強をしてるの、とか
中国とかに行ったことがあるの、とか。
凄く自分らしく、語れたし、会話になってた。
ちょっと威圧感のあるおじさんだったけど
私はいつになく平気だった。

そして、ついにこの質問がきた。
「他社も受けてるけどどっちが本命?」
私は堂々と答えた。
「御社です。」
(んなわけない〜〜〜〜!!!)
「ほう、それは何で?」
「御社の説明会に感動いたしました」
(んなわけない=======!!!!)
「ほうほう、そうかそうか。」
めちゃくちゃ嘘ついちゃった・・・・。
全然行きたくない所なのに。
確かに待遇はいいけど、人がよくない。
説明会に行っても、硬い印象しか受けない。
夢もへったくれもない、ちょっとすれた
大人がいっぱい集まっているような印象を受けた。

すると、彼は続けた。
「じゃぁ、今日はこの辺で。
ご苦労さんでした。質問は?」
私はこう答えた。
「前回の面接で、私は緊張のあまり
いいたいことも言えず不燃焼のまま面接を終えました。
しかし、その面接を通して下さったのは何故でしょう」
彼はこう答えた。
「さぁ?
前回の面接官は専務のものがやっていたと思うが、
書類に採用したいとかいてあるだけだから
内容とかに関しては関与していない。
まぁ、専務には懇談会で会うことになるから
そのときにきいてみて」

え・・・・・・
懇談会って・・・・。

もしかして、私凄いやばいことしちゃった?
うそつきまくってしまった・・・。
ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、
どうしよう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!


後日、このことに関して友人に相談してみた。
優秀な友人は
「え〜〜〜っ!嘘ついちゃったの??
やばいよう、どうするの?」
非優秀な友人は
「ふーん。嘘ついて何ぼやて。
何でそんな深刻に考えてんの?こっちのもんやて」
非優秀な友人の言葉にちょっとほっとした。
(ちなみに成績的に言えば、私は非優秀の友人に近い。
だって高校一緒だもん。同じ大学だけど)







2003年04月15日(火)
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