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■ 今日は説明会。
最近エントリーしている会社が弾切れ。 今日、面接とかなにも入っていなくて リクナビで今日説明会が行われている会社に そのままエントリーしないでいってみた。 今日の会社は超微妙。 CMとかで聞いたことがあるけど、 中小企業らしい。 狭い会場には、数名の学生と、 前の机で無愛想に俯いている人事の人がいた。 その人が、もう本当に恐かった。 後から来た学生が、会場に入るなり 「失礼します!」と元気よく入ってきた。 だけど、その人事の人は見向きもせず 「無視」。 そして人事の人の前の席について 「よろしくお願いします!」と 元気よく挨拶するも、人事の人は相変わらず 「無視」。 こわ〜〜〜!!!シーンとした 緊迫したムードが部屋中を漂っていた。 人事の人は筆記試験の採点をやっているらしく、 勢いよくバツをつけて、そのたびに 「はぁ〜〜〜・・・はぁ〜〜〜・・・」と 深いため息をついている。 私はとんでもない所に来てしまったのかも しれないという恐怖にも似た感情に包まれた。
話が始まってから彼はちょっと元気になった。 しかし、笑い方に癖がある。「シシシ」と笑う。 しかも、じっとしていられない性格なのか、 台をいつも動かしている。 (台の位置をちょっとずつ移動させているの) これは彼なりの緊張のしぐさなのか? そして、しきりに「僕は人事のプロなので」という。 彼曰く、学生を見極める目があるぞ、といいたいらしい。 だけど、あんまりプロだプロだって言っていると、 信憑性を疑うぞ。 また、会社の女の子の愚痴をこぼす。 「彼女達は、口ばっかり達者なんですよね。 辞めてもいいよっていってもなぜか辞めないんですよ。 その代わりいっぱい言い訳を考えて 上司に訴えているんですね。 でも上司は当然『何を言っているんだ君、 君が悪いんだよ』という。」 この人とは一緒の空間にいたくない、 というのが私の印象だった。 また、プラスチックの種類を学生に 答えさせようとする。 「PETは何の略?PEは?」とか。 ほとんどの学生は答えられなくて 「まぁ、これは基礎の基礎なんだけど」 という。
説明が終わったら次は筆記試験。 その説明で、自分にはあわないと思ったら 自由に帰ってよいよ、ということだった。 PETとかPETとか答えられていた賢そうな 学生は真っ先に帰った。 それ以外は帰らなかった。 私も本当にかえりたいと思ったけど 筆記試験を受けるのは好きなので 筆記試験だけ受けようと思った。 筆記試験の内容はそんなに難しくなかった。 筆記試験が終わり、人事の人は今後の選考について 色々説明を始めた。 またその説明がとっても嫌だった。 説明を聞いているうちに私はどんどん嫌気が さしてきて、結局「今後の選考を 希望しない」に○をつけて部屋を出ようとしたら 呼び止められた。 「希望しないに○うってあるけどこれでいいの? 筆記試験受けたのに」といわれた。 「いえ、もういいです」 といったら、人事の人は呆れたように 首をかしげていた。
社会は厳しい。 私は甘えすぎなのか? 確かに今までの人事の人は、会社の顔である以上 雰囲気のいい人が多い。 今日のケースはとってもまれか? だけど、これが社会の現実なのかな…。
帰り、隣の席だった男の子と話した。 彼も、「あの会社最悪だな」といっていた。 一応今後の選考を希望するということにしたけど 面接も受けたくないといっていた。 みんなひくよね。あの担当者は。
2003年04月22日(火)
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