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■ 7日目 ツェルマット観光
朝から登山列車でゴルナーグラート展望台に向かう。 さすがスイスは寒いな・・・息が白い。 登山列車の中は割と暖かかった。 観光客は日本人と中国人ばかりだった。 音声案内は、日本語でも行われた。 列車でのんびり上まで上がっていると、 とちゅうから雪景色が見えてきた。
今年最初の雪だ・・・。 寒いわけだ。
雪は好きじゃない。あまりいい思い出がないから。 ぶつけたり転んだり、痛い思い出しかない。 でも中国人の人たちは「下雪!下雪!!」と 何度も叫んでいる。嬉しそうだ。 雪が降っているのなんて見ればわかるよ。
ゴルナーグラート展望台についたときには辺りは真っ白だった。 背景にマッターホルンが見えるはずだったのに 吹雪いて見えない。寒すぎる。 この寒さを甘く見ていたかもしれない。 5枚は着ているけれども冷たい空気を通してしまっている。
フランダースの犬と一緒にみんなで写真をとった。 犬は商売道具。各自で勝手に撮影するのは禁止されている。 カメラマンの人が妙に日本語がうまい。 日本人がよくココに来るからなんだね。
ちゃっちゃと写真を撮って建物の中に入る。 ホットココアを飲んだ。おいしかった。 ドイツ人の愉快なおばさんがいた。 店員さんと掛け合いをしている。 私が笑ったら、おばさんもワハハと笑った。 可愛い。
本当は天気がよかったらハイキングにいくはずだった。 でも危険すぎてハイキングなんていけない。 あたり真っ白で何も見えないから、ハイキングに行っても 面白くない。 寒いから、そそくさと電車を降りていった。
午後はツェルマットで自由行動。 ツェルマットは雪は降っていない。 雲間から青空が見える。 ツェルマットの駅のメインストリートをぶらつくことにする。 お土産やさんがたくさんある。 西洋人の観光客も結構いる。 日本人も多い。 店のあちらこちらで日本語を見かける。 日本語で丁寧に書いてあるメニューもある。 というか、ほとんどのところで日本語のメニュー表がある。 ありがたい。わかりやすい。 ヨーロッパでこんなに日本語を見かけたことはないぞ。 どうやらツェルマットは京都と姉妹都市のようだ。 だからか。
ツェルマットのメインストリートにある教会から、 少しマッターホルンのてっぺんが見えた。 裾は雲に隠れてしまって何にも見えない。 親切なおじいさんが、「マッターホルンはみた?」と 話しかけてくれて、マッターホルンが見えることを知った。
たいしたことじゃないんだけど気づいたことがあった。 日本で少し習ったことがあるけど、スズメの距離が 異様に近い。日本じゃ考えられない。 米文化の日本では古来からスズメと人間は対立しており スズメにとって人間は恐ろしいものだということが 根付いているらしい。 ここスイスではそんな様子は感じられなかった。 スズメから物をねだりにハトのように近づいてくる。 なんだかほのぼのとした光景。
スイスはヨーロッパの中で一番物価が高いという。 お土産を見る分にはそんな気はしなかったけれど、 食事はかなり高かった。 やっぱり1品2000円以上してしまう。 でも、ロンドンのほうがもっと高い気がしたよ。
またスイスはお店が6時半には閉まる。 なんだか体調が悪いなと思って少し部屋で寝たら おきたときは6時半だった。ご飯を食べに行こうと もう一度メインストリートに出かけたときには まだ明るいのに辺りはひっそりとして人通りがなかった。 案の定店は閉まっていた。 夕飯はマックで食べることになった。 うぅありがたいぜマック。
スイスの車は地球に優しい電気自動車。 音もあんまりない。気がつくと真後ろにいたりして 驚くことがある。危ないな。
2006年09月26日(火)
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