便蛇民の裏庭
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2002年02月02日(土) 母からの電話

「便ちゃぁん?お母さんだけど」
・・・おまえはいったい誰だっ?(笑)

母がぼくを「ちゃん付け」で呼んだことなんか
今までにいちっ度も、ない。

「お父さんが亡くなって一年経ったでしょ。どうする?」
・・・どうするっていったい・・・

おまけに今までなら、
「あんたのお父さん」もしくは「おまえたちのお父さん」
だったはず。




母からの電話は珍しい。
しかも内容がこんな風だったことは今までない。
とにかく呼び出されて急遽外出。




叔父の家に送る物を一緒に選ぶ。
叔父に送れば祖母にも届く。
父のために仏前に供えてもくれる。

ホッケの開き。
「安くしとくよー」で3枚購入。

母が手に取る3枚のニシンの開き。
それを包むオジさんに「ニシンは安くなんないの?」と訊くぼく。
ただ単に素朴な疑問をぶつけただけだったのだが。
「じゃぁ安くしとくよー。1枚300円ねー」

鮭を丸ごと一匹送っても処置に困りそうなので、
切り身をたくさん。

タラバガニ(大)5800円也。
「これ、ニハイでいいかな」
ニハイ?これを?(汗)
食べきれなかったらいったいどうしろというのだ?
これだけのものを。
冷蔵庫に入れて冷凍庫に入れて・・・うぅ。
と突っ込んだら
「じゃぁこれイッパイと毛蟹ニハイにしよう」
いいのかそれで。

それと、いとこが好きだといった
六花亭のバターサンド10個入り2箱。

・・・一気にこれだけの食品が届いたら迷惑かも。

モノにはね、賞味期限とか、消費期限とか、
鮮度というものがあるのだよ。

ま、いいか。





母は年をとった。
一気に老け込んだ気がする。
それでもまだまだ若くて派手派手だけど。






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