便蛇民の裏庭
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痔で入院した母上。 いなかったら寂しいわ、と思ったのはたった1日だけだった。
何で毎日朝昼晩電話してくる!
「大丈夫?変わりない?」
そんな数時間じゃ変わりようもない。
そんでうちの電話は鳴ってないのに 「ずっとかけてるのに誰も出ないから」という理由で
わざわざ近所のおばちゃん よこさんでください。
一昨日までは10度近い暖かさでした。 が、 昨日急にのっこしと雪が降り 気温はマイナスになりました。
ちゃんとね、テレビあるんだよ。 NHK受信料も払ってるしね。 だから毎晩電話で明日の気温とか天気とか いわなくていいから。 大丈夫だから。
んで、とにかく寒かった。
じーっとしてるとね、聞こえるの。 電話の鳴る音が。 ジリリリーン ジリリリーン ってずっと鳴ってる。
また親戚かなぁ。 出ないと心配して大騒ぎになるんだよなぁ。 入院するっていっておかなかったのかなぁ。
しょうがないからコート着込んで下に行く。 (うちと母上宅は玄関別)
カギを開けると音はやんでいる。 しばし待つが電話は鳴らない。 留守録もされていない。
上に戻ってしばらくすると また電話のベルが聞こえる。
ジリリリーン ジリリリーン ジリリリーン
鳴りっぱなしなのでまた下に行く。 電話のベルが止まる。
すっごく寒いのに出たり入ったり そんなことをずっと繰り返していた。
相方帰宅後にその事をいうと 相方怪訝な顔。
「・・・下の電話、ジリリリーン、か?」
・・・。
「いや、うちが使ってたやつあげたから、プルルルルッ、だ」
・・・。
いやっ!なに!?
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