便蛇民の裏庭
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図書の広報誌は手書きである。 他校はけっこうワープロ打ちだが、手書きの方が温かみがある。 縮小コピーした絵本の表紙を貼るよりも オリジナルのイラストで勝負である。
というわけで今日ペン入れして仕上げてきました。 ぼくの汚い字が生徒の家庭に配布されるのは明日。
そんで明日は製作のお仕事が入っているので朝からお弁当持参で学校へ。
「今日はシフォンケーキ焼いてきたのーっ ジャーーーーーン♪ 食べて食べてーーーーー」
シフォンケーキはぼくもたまに焼くので特に感動はない。 先日はチーズケーキだったがこれまたたまに作るので感動はない。 そろそろマドレーヌが喰いたい。フィナンシェでもいい。とはいわない。
「あぁ、どうもスイマセン。いただきます」
「紅茶だよね?」
「あー、スイマセン」
話し合いの最中にみんなでケーキをむさぼりつつ紅茶を啜る。 みんなはコーヒーなのだが、ぼくはどうもコーヒーが苦手だ。 後味がタバコっぽく感じるから。 それで大量の紅茶を持参している。
「美味しそうに食べるよねーっ見てて飽きなぁーい」
ぼくが食べてるのをニコニコと眺める。
・・・この人、何しにきてるんだろう?
お菓子を焼いてきてるってのしかわからない。 お菓子担当なんだろうか。
みんなでケーキをむさぼりながら
「アタシ今さー、ダイエットしてるんだよねー」
「あーアタシもーっ!でもなかなか痩せなくってさー」
今、口に入れてるものの正体を把握しているのであろうか。
そうして今日も、一向に話し合いは進まない。
「じゃぁ、続きはまた明日ねー」
これって、・・・井戸端会議?
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