便蛇民の裏庭
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ぼくがおしっこをチビったせいか 相方は帰宅しなかった。
とりあえず2時過ぎまでは待ってあげよう。 2時過ぎたら本当に寝てしまいました。
朝起きたら相方がいません。
朝9時。
うーむ。 帰宅しなかったのか? それとも帰宅してまた出かけたのか?
全く気がつかず熟睡のぼく。 昔ならほんのちょっとの物音で目が覚めたというのに。
昼過ぎに母上がきました。
「朝8時頃でかけようとしてたからつかまえたのよ! 昨日遅かったわね!って。便ちゃんが帰り待ってたのよ!って」
待っていたのを何故知っているのか。 まぁいいか。
「またパチンコじゃないでしょうね!とはいえなかったんだけどね」
いえなかったんですか。 そうですか。
夜、相方が帰宅しました。
「昨日帰って来た?」
「帰ってくるさ、何処行くっていうの」
「んー・・・さぁ」
「こんな仕事帰りのこ汚ねぇ格好で、 この臭い足で、誰が部屋に入れてくれるっていうの」
「うん、確かに。 それは絶対に本気で惚れてるか鼻がオカシイかだね」
「車で寝てたんだよ」
「ま、まさか無呼吸のあの急に襲われる睡魔のせいじゃないよね???」
「いや、飲みに行ってさ、帰り眠くなって車で寝てたんだよ」
はー、ビックリした。
「とにかく、遅くなる時は電話すること。 これから浮気して帰るねーとか 女の子の家に泊まっていくからねーとか」
「いってみたいもんだよねー」
「そうだねー、うんうん」(深くうなづく)
相方は不器用で嘘がヘタなので もしヤマシイことがあったら途端に挙動不審になり眼が泳ぎます。 もう平泳ぎでも背泳ぎでもクロールでもバタフライでも。
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