便蛇民の裏庭
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はい、本日とうとうゾンビになる日でございました。
まず午前中に学校へ行き、休み時間を利用して 下級生のお世話係りをしてくれる子の為にリハーサルを行いました。
所定の位置につき、待機しました。
子供たちが数人ごとに入ってきます。 あちこちでぶつくさいいながらこちらにやってまいります。
「えー、見えない、暗い、ナニ?ナニ?ナニ?」
と、もたついている子供を追い出す?のがぼくの役目。
偽者ゾンビとともに倒れている。 子供が目の前に差し掛かる。 逆走されない程度まで通り過ぎたらガバっと起きて
「ばーあ」
リハなので普通の声で脅かすのみ。
「きゃーーーーーーーーーーーー!!!!!」
あぁ、そうとうにビビらせてしまった。
あ、ちょっと、腰抜かしそうだけど大丈夫? 廊下に逃げてから騒いでいる子供たち。
「最後になんか出た!すっごく怖かった!」
あの、「なんか」って・・・・ しかもぼく、まだリハだからメイク前だし。
−−−−−
さて、本番です。
ぼくはメイクをしなくてはいけないので ほかのお母さんたちのように自由にうろつけません。 なので暗い部屋にこもって待機。
待機中にメイク。 BGMはお経。 暗いので自分の顔がどんなふうになっているのかよくわからない。
怖がって泣いちゃう子もいれば 怖くないもんといきがって踊りだす子もいるし 来ている雰囲気で脅かし方をかえたりタイミングが難しかった。
「そうか、来年はもっとこうすれば・・・」
という時点ですでに泥沼に足を突っ込んでいるのでしょうか。 来年もどうやらゾンビらしいです。
その後のお片づけでボロボロになり 打ち上げに連れ去られてボロボロになって 一日中引きずりまわされた便ちゃんです。 おやすみなさい。
ばたんキュー。
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