便蛇民の裏庭
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子供を預けて母を休業。 笹子と二人で一泊旅行。
ホテルに近付くにしたがって山の紅葉が目に入ってくる。 考えてみたら女の子と旅行なんて初めて♪ というか、相方以外と旅行などしたことがないな。 そして相方とすら旅行したことがない。 おや?
すぐ出迎えてくれたのは笹子のお友達。 あーん!なんてかわいいのー? 便ちゃんはちっこくて可愛い女の子が好きである。
プールで泳いだのは小学校以来だろうか。 泳ぐというよりは水の中を移動している。 背泳ぎで25mがせいぜい。 クロールなんか無理無理無理。
窓から見えるのは暮れてゆく空の三日月。 水に漂う自分。 ずっと漂っていたい。
冷えた体を抱えて温泉へ移動。 露天風呂で温まる。 夜空を眺めながらお湯に溶ける。
バイキング食べ放題、食べる食べる。 もう入らない。 けどデザートは別腹。 焼き菓子を食す笹子とぼく。
もう何にも入らない、といいつつプルーンを貪る。 美味い美味い美味い美味い美味い! そんなぼくを笑いながら眺める笹子。
部屋に戻って飲む。 尽きる事のないコトバ。
ねぇ、笹子。 ぼくらは大昔からの友達かい? 親しくなって3ヶ月だなんて思えない。 今度は何処へ行こうか。 もう、何処までも何処までも行ってしまおうか。
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