便蛇民の裏庭
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2002年10月22日(火) |
海のミルクにまみれてみた |
ちゃくちゃくと危険な階段を登りつめていく便ちゃん。 6月頃から6kg増。
それでも突き進む。 牡蠣料理専門店で牡蠣三昧。 日中はおそば屋さんであるその店の店内は狭く、そして混んでいる。
生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライ、かき揚げ、 サラダ、ホッケの開き、鮭のおにぎり、アサリの味噌汁、 最近お気に入りのタコワサビ。
ひたすら食べてひたすらしゃべる。 牡蠣酢も食べちゃおうかなぁ。
でも牡蠣酢というと思い出す。 昔の彼の家で遊んでいたとき。
「便ちゃん便ちゃん牡蠣酢食べない?」
当時牡蠣はフライしか食べれなかったぼく。 え、牡蠣酢?気持ち悪くない?でも食べてみようかなぁ。 とか思っていると
「牡蠣酢1個で1発できるくらい精力つくのよー! お父さんのチンコなんかもう腐れちゃってるからダメだけど きっとこの子に食べさせたらすごいわよ!ビンビン!」
彼もぼくも「食べる」とはいえなくなってしまった。
牡蠣酢1個で1発… 無駄に精力つけても虚しいしなぁ。 ていうか、ぼく女だし。 1個で1発って事はないだろ。
「相方君とはあれからうまくいってるのかい?」 「はー、うまくいってるっちゃぁいってるし、 いってないっちゃぁいってないし、 かわってないっていったらかわってないですね」 「相変わらずってことか」 「そうですねぇ」 「なんだか便ちゃんだけが真剣で、相方君はどうでもイイって印象だよね」 「そうですね、離婚覚悟でやってくれっていってあった事を平気で繰り返すんだから、 きっとどうでもイイんでしょうねっ」
タコワサが鼻につーんときて涙が出る。
「便ちゃんにとってシアワセって何?」
最近よくきかれる。 ぼくにとってのシアワセって何? ぼくは何を望んでいる?
この体重増加はけっしてシアワセ太りではないはず。
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