便蛇民の裏庭
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冬の間ずっと 母上様の自転車と一緒に ロープでグルグル巻きにされていたぼくのラヴィ。
雪が溶けたのでようやく解放された。
まるで 普段母上様に縛り付けられているぼくのようだ。
「だって誰かに盗られたら困るでしょ!」
それは自転車の事なのかぼくのコトなのか。
とにかく久しぶりにラヴィに乗ってお買い物。
まだ雪は残っているけれど そして風は冷たいけれど 解放されたぼくとラヴィは気持ちよく走る。
帰りの事を考えなかったら いったいどこまで行けるかなぁ。
ぼくはどこまで行けるのかなぁ。
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