便蛇民の裏庭
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子供たちにせがまれてスピカ大アマゾン展を見に行った。 珍しいらしい動物たちがたくさんいた。
これ、ペットショップでも見れるよね? ショップのほうが品種豊富だよね? とかは言ってはいけない台詞だったようなので黙って見てた。
世界のふくろうコーナーはなかなか良かった。 機械仕掛けのような動き。 こちらに無関心な悟ったような顔。
が、しかし。
一羽の大型のふくろうと目が合った。 そのふくろうはじっとこっちを見、 目をどんどん大きく見開いていく。 そして羽毛を膨らませ始める。
「あんたの髪の毛に反応してるんじゃないか?」
そういって相方がぼくの金髪を手で持って膨らませた。 見る見る羽を膨らませて威嚇を始めるふくろう。 相方がぼくをガラスに押し付けてふくろうの反応を見る。 ますます威嚇のふくろう。
「ごめんなさいごめんなさい、何もしないから威嚇しないで」
なぜに謝るのか自分。
なんだか申し訳なくなり怖くなり相方の陰に隠れると ものすごい勢いで首を伸ばしてこっちを見ている。 引っ込めば引っ込むほど首を伸ばしてこっちを見ている。 周囲の客も笑っている。
そしてふくろうコーナーから出るまでに あわせて3羽のふくろうに威嚇をされ 散々じろじろ見られた。
天敵だと思われたのだとしたら いったいなんだと思われたのだろう???
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