便蛇民の裏庭
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2006年08月18日(金) ノンキな母さんとノンキなぼく

『あんたもまたよく入院するよねー』

お見舞いに来て開口一番これだ。

この人はぼくの病気について
たぶん詳しく把握していない。

と云うか重く考えてはいない。

あんたもついてないねぇ。
でもあんたなら変わってるから治っちゃうんじゃないの?

という程度。

おかげでとても気楽だ。



今回の入院でまた沢山のことを学んだ。
入院すると膠原病の人たちと話す機会が増える。

それぞれの病状と対応
それぞれの気持ち
それぞれの私生活や悩み

ぼくはサリグレンという唾液を出す薬が飲める。
そのお薬が飲めない人は
人口唾液をマメにスプレーしなくてはいけない。

その人の苦労を考えれば
ぼくは薬で対応できる分まだゼンゼンいい方だ。

みんな舌が敏感になってしまって
好きだった辛いものが食べられない。
味の濃いものを食べたあとには
のどが渇いて苦しむことになる。


みんな病気の苦労を笑いに変えて
笑える強さを持っている。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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