甲斐犬ジロー通信
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2004年10月05日(火) オレオレ詐欺体験



    東京は朝から激しい雨が降り続きうっとおしい一日です。   

   ジローも「あ〜ぁ〜、つまんな〜い」と退屈そうな顔しています。

          つまらない時は暗〜いですね。

      おやつを貰って撫で撫でされて、物足りないけれど

        ぶつぶつ言いながらまあるくなって寝てました。


         ジロ母は今日、貴重な体験をしました。

   まさか自分が今話題の「オレオレ詐欺」のターゲットになるとは

             思ってもみませんでした。

  お昼も済んで、さてそろそろ事務所に戻ろうかと思って居た時

          電話が鳴りました、受話器の向こうから

「○○○だけど、大変なことしちゃったんだ、大変なんだ」と先住兄2の名前を名乗ってる。

     切羽詰った声、涙を流しているかのように声が震えてる!!!

        一瞬ビックリして、動揺しかけました。

        しかし、どうも我が息子の声に似ていない

      でも、もしかして気が動転して声が変わってしまったのか?

「○○○だけど、○○○だけど、大変なことしちゃったんだ、どうしよう〜」

  泣きながら訴えているけれど声が違う!絶対に違うと確信したので

          「声が違う!○○○の声じゃない!」と

              こちらも大声で叫んだ。

あれ〜、これってひょっとしたら例の詐欺ではないかとこの時気がついた。

          相手は同じフレーズを繰り返すので

        負けずに、「違う!違う!声がちがーーーう!」

             と言って受話器を切った。 

          受話器を切ったとたん急に心配になり

        本当に大丈夫だろうかと不安が襲ってきました。

  悪いことばかり想像して先住兄の安否が気になって仕方ありません。

            携帯にかけても出ないので

        次々最悪のパターンを考えだしたら止まりません。

            何回目かにようやく繋がり

         「○○○!今、何処に居るの?大丈夫?」

             と絶叫してしまいました。


先住兄2は仕事中でした。こちらの事情を話したら「ふ〜ん、忙しいから切るよ」とアッサリ切られてしまいました。
後になって分かったのですが、最近の「オレオレ詐欺」は手を変え品を変え
交通事故を起こして示談を要求されているという手口を使っているそうです。こちらが警察に連絡をするように言うと警察官が電話口に出てくるし被害者もそして保険屋と名乗る男まで出てくるそうです。
示談金を振り込ませて騙し取る詐欺行為ですが、泣きながら訴えられると
ひっかかる人も結構いるのではないかと思いました。詐欺師は本当にうまく
騙すといいますけれど実体験してみて、確かにツボを心得たやり口だと
思った次第です。
どうぞ、皆様もこの手の詐欺師に騙されないように気をつけてください。
しかし、何故息子の名前を知っているのか? 
なんだかとても気持ち悪くなってきました。



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