甲斐犬ジロー通信
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2004年10月22日(金) お薬を知ろう



   シロちゃんの病院通いをしていますが今日は待合室に入ると

       ワンちゃんが緊急手術を待っていました。

   子宮に膿が溜まってお腹は腫れあがり黄疸が出ているそうです。

       かかり付けの獣医さんでは手に負えなくなって

      紹介してもらって駆けつけたと話しておられました。

     ジロ母も胸を締め付けられる思いで診察室から聴こえる

          緊迫したやりとりを聴いていました。

        処方されている薬を持ってきていましたが

               獣医さんから

「この薬を貰う時、薬の名前をききましたか?この薬がどういう薬なのか説明を受けましたか?」と質問されていましたが飼い主さんは聞いたことも無く質問もしなかったと答えながら泣いていました。

                獣医さんは

   処方された薬がワンコの体をどのように蝕んでいくか説明をしながら

          こんな状態になるまで通院しつづけた

         飼い主さんの無責任さを叱責していました。

        治療の仕方、薬の説明を受けるのが鉄則であり

          もし説明を怠る獣医さんであれば

       おかしいと疑わなければいけないと仰っていました。

     いつも賑やかな待合室もピーーンと張り詰めた雰囲気になり

        心配そうに無言で順番待ちをしていました。

   そうだ、どんな薬でどの様に効果があってどの様に危険なのか

         飼い主は知らなければいけないのだ。

      人間だってちゃんと「お薬情報」のプリントが出て

        薬名、作用の説明がなされているのだもの。

         シロちゃんの診察が済んで病院を出るとき

     気の毒で声かけも出来ず一礼して病院を後にしましたけれど

    手術してあの子はどうなったかなと気になって仕方ありません。









ジローの母さん |MAILHomePage

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