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2001年06月09日(土)
1:21 PM

とある授業(メディア芸術)で、先生から「横尾忠則展」の招待券を無料でいただいた。
もらいついでに、2枚もらってきて、連れと一緒に行ってきた。
私は横尾忠則についての知識は全くなかったのだが、連れはけっこう見ていたらしく、詳しく解説してくれた。
かなり作品点数が多く、最後まで見るにはちょっと精神力が持たなかったが、面白かった。

横尾忠則の作品は、私の感性とは懸け離れている。色使いも、発想も、全く違う。
この間、アレクサンダー・カルダー展を見に行った時は、自分と結構似た表現のように思えて楽しかったのだが、今回は、なんだか思いっきりパンチを食わされた気分だ。
そんなのもあって、最後まで見ると精神的に疲れてしまった。
が、かなり刺激になったことは確かだ。

色は原色というよりも、蛍光色とか、奇妙な色使いが多かった。コラージュ作品が多く、今だったらパソコンを使ってならやってみようかな、と思うようなことを、パソコンを使わずに、表現している。
写真なども、「これは、卒業アルバムからそのままとってきたな・・・?」と思えるようなものをそのまま張り付けて作品にしてあったり、結構無茶なことをしてあるなぁ、ってーのもあって、面白かった。
あんまり私が真似をしたいなぁ、と思うような作風ではなかったし、神経使って疲れた所為で、作品の記憶が明瞭でない。
ただ、描いている風景がとてもよく頭に浮かぶ作品だと思った。
多分こんな脳みその状態で作ったんだろうなぁ、とか。
絵の具ぐちゃぐちゃにして塗り付けてるのとか。思いっきりぶりが最高だと思った。
にじみ出る変人っぽさが、なんとも言えない。

そこで一時間くらい時間を使い、その後、久しぶりに(富山県立近代美術館の)常設展を見た。
前に常設展に来たのは、確か中学生の頃だったと思うので、かなり久しぶりである。
結構強く私の頭に印象に残っている作品もあって、「これからかなり影響受けたかな?」と自分で思う作品も、改めて確認した。
自分の中のアートについての知識が少なすぎるので、思う存分楽しめないのが悲しいが、もう少し勉強したいと思う。
そこでは30分くらい時間を潰し、珈琲を飲みに、館内の喫茶店へ。
「よこおブレンド」というのがあって、大変気になったので飲んでみた。(笑)
浅煎りと深煎りがあって、両方とも試してみたが、浅煎の方が美味しかったような気がする。
企画店の度に、企画ブレンドというのがあるらしく、なかなか面白い試みだと思った。
ちなみによこおブレンドは、7/8迄、飲むことができるはずだ。

最後に売店で、横尾忠則の作品のピンバッジをお土産に買って帰ってきた。