Sotto voce
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2002年12月17日(火) 声を聴きたい。

ほんとかどうかは定かじゃないが、

親父さんは毎晩夕食を食べると仕事を片付けてくるといって出て行く。

ここんとこずっと、家に一人のことが多い。

普段はそれで一向に構わないのだが、

ぼーっと見ていた『アルジャーノンに花束を』がまずかった。

もうこれが私の心と涙腺をぐっさぐっさ突いてくれまして。

エンディングテーマが流れるころには、親父さんがいないのをいいことに大号泣。

もう感動というよりは孤独感というか寂しさの方が勝ってしまって。

なぜか誰かの声が聞きたい、と思った。

頭によぎる知人の顔。

でも、受話器を握っても番号が押せなかった。

こんなぼろぼろの状態で電話して、相手に迷惑だろうな、って

そう思ってしまったらもう押せなかった。

私はこんなに弱かったのか。

それとも今仕事でストレスがたまりまくってるから、なのか。

今日は職場でごみの片づけしてる時に、

飲み残しのコーヒー缶に沈んでた煙草の吸殻とコーヒーの混じった匂いが

見事にヒットして吐きまくってたし。

母に連れて行かれた占いさんに言われたこと

「あんたは人間的にとても弱い」

それがずっと頭の中を回っていた。


安積 紗月 |MAILHomePage

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