Sotto voce
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2004年06月14日(月) 板ばさみ。

T氏の件で朝から問い詰められ。

午後にはT氏の辞表が郵送で届き。

気づいていたならなぜ引き止めなかっただの

早く相談しなかっただの散々言われた挙句に

おまえはもう信用しない(BY社長)と来たもんだ。



本当は彼にやめて欲しくない

だけど、最後の夜に本当に心のそこから疲れ果てた

彼の姿、言葉を思い出せば引き止めることなんか出来なかった。


いつのまにか笑顔をなくし、うつむいている姿ばかりが目に付く彼に

もうこれ以上、無理してここにいてくれなんてどうしても言えなかったんだ。

引き止めるとかそう言うことはもう部長たちに任せたい。


ここ数日、彼の気持ちを知っていて、それを尊重しつづけることと

社会人として、上に報告すべきかどうか、それの板ばさみになって苦しかった。

今朝、思いきって部長に打ち明けたとき、予想外の部長のやさしい言葉に

涙が止まらなかった。

社長に罵られたり、部長や課長に暖かい言葉をかけてもらったりで、

今日は本当によく泣いた。

泣いた不細工な顔なんかさらしたくなかったけど、涙が止まらなかったんだ。


安積 紗月 |MAILHomePage

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