Sotto voce
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T氏の件で朝から問い詰められ。
午後にはT氏の辞表が郵送で届き。
気づいていたならなぜ引き止めなかっただの
早く相談しなかっただの散々言われた挙句に
おまえはもう信用しない(BY社長)と来たもんだ。
本当は彼にやめて欲しくない
だけど、最後の夜に本当に心のそこから疲れ果てた
彼の姿、言葉を思い出せば引き止めることなんか出来なかった。
いつのまにか笑顔をなくし、うつむいている姿ばかりが目に付く彼に
もうこれ以上、無理してここにいてくれなんてどうしても言えなかったんだ。
引き止めるとかそう言うことはもう部長たちに任せたい。
ここ数日、彼の気持ちを知っていて、それを尊重しつづけることと
社会人として、上に報告すべきかどうか、それの板ばさみになって苦しかった。
今朝、思いきって部長に打ち明けたとき、予想外の部長のやさしい言葉に
涙が止まらなかった。
社長に罵られたり、部長や課長に暖かい言葉をかけてもらったりで、
今日は本当によく泣いた。
泣いた不細工な顔なんかさらしたくなかったけど、涙が止まらなかったんだ。
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