Sotto voce
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2004年12月15日(水) がん検診異常なし。

おかげさまで人生初の癌検診は異常なしのお達しを頂いた。

身体のどこにも異常はない。

疲れがピークに達したら腰か頭にその影響が出るくらい。

あと、半端でなく月のものがひどいことだけ。




じゃあ、心は・・・・・・?



今年の一月、ほんの数時間であったが

プチ失踪をかました、あのときの父の言葉が脳裏に浮かぶ。

「俺は胃がんでもなんとでも診察されて入院したかった。
(癌検診異常なしの診断をされたことで)逃げ場がなくなったんだ・・・って思った。」

あの時はなんて身勝手なことを、と憤りを感じたものだが

今ならなんとなくその気持ちが理解できる。

あの時父は、母が出て行ったことと職場での人間関係に悩んでいた。

結局これがきっかけで定年まであと1年残して職場を退職する決意をしたわけだが。

身体は健康でも、心は暗黒な迷路をさまよっているような気がする。

あのときの父も、そして今の私も。






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安積 紗月 |MAILHomePage

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