Sotto voce
DiaryINDEX|past|will
どうして、あの人には抗えないのだろう。
かなり無茶なことを言われても
その言葉に従う自分がいる。
知り合った頃から、ずっとそうだった。
逆らおうと思えばそうすることもできる
(実際にそうしたことも一度や二度じゃない)
でも、結局はあの人の思うまま、になってしまう。
初対面の時にあの人に感じた
得体の知れないかすかな恐怖感は
きっと、この人にはまると抜け出せなくなる、
そういう危機感を本能が察知していたのかもしれない。
これ以上かかわっては自分が苦しむだけ
それは嫌と言うほどわかっているのに
それでも突然の呼び出しに応じてる自分が嫌になる。
|