Sotto voce
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2007年09月07日(金) ココロ コワレタ。

自分の見ている前で 
ほんのわずかな最後の砦が打ち砕かれた。


こころが砕け散る瞬間は
とてつもない痛みを伴うものだと思ってたけど
もはやそれを通り越して
ただただ無表情に無感情に
事の成り行きを見守るしかなかった


何もなかったことにしよう
何も感じない苦しくなんかない
思い出さなければいい
そうだ、私は何も見なかったんだ


苦しくなんかない
悲しくなんかない
腹立たしくもない
痛くなんかない
辛くなんかない


だって それを感じるこころと言う名の器は
今夜粉々に砕け散ってしまったのだから


眠れないままただぼんやりと
流れ続ける涙もそのままに
青白く光るディスプレイを
ただただ見つめているだけ…


安積 紗月 |MAILHomePage

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