Sotto voce
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2007年09月05日(水) Money is crazy。

お金がないということは、
日々お金の心配をして生きていかねばならないと言うことは
こんなにも人のこころを貧しくさせるものか。


借金まみれの父、薄給の私。
米は自分ちで作っている。
卵は鶏飼ってるので産みたてがある
さすがに気の毒に思うのか叔母が野菜を分けてくれる。
このままじゃいかんと思って自分でも野菜を作り始めた。

今日も今日とて味噌汁と卵のおかずと野菜のおかず。

それを見て父が
『なんと哀れな食事…』とつぶやいたのを聞き逃さなかった。

誰のせいでこんな生活を強いられているのか。

文句があるなら、金にならない今の仕事にけりをつけて
どこか仕事を見つけたほうがよほど稼ぎも増えるんじゃないかと。
口に出せば自分の心のすさみ具合を改めて実感してしまうので
ぐっとこらえているけれども。

さすがに私も生活がきついので
仕事が終わった後にバイトを始めようとしている。

体調は相変わらず悪い。
それよりも何よりも心が病んでいるのを実感する。


それでも。
身体が動くうちは働かなければ。
そうじゃなきゃ親子揃って共倒れだ。

この家から逃げ出したくても
先立つものがないと生きていけない。


「お金がなくても愛さえあれば」


そんな言葉はもう口にできない
擦れた女に成り果ててしまった。


安積 紗月 |MAILHomePage

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