Sotto voce
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2007年09月16日(日) |
自分の醜い感情が、全てをだめにした。 |
人に嫌な思いをさせたら 必ず自分にその報いが返ってくるよ、と聴かされて育った。 それはいやというほどわかっていた、でも止められなかった。
相方とあるサークルを作っている。 サークルの内容と性格上、圧倒的に男子が多い。 そのサークルに、自分以外の女子が初めて入った。
相方はその新人を気に入り 私の知らないところで二人きりであってもいた。
それで決定的に自分の中で何かが壊れた。
相方にその気持ちをぶつけてればよかったのかもしれない。 でも私の黒い感情の矛先は、相手の女の子に向いた。
好意的な態度をとりつつも 相方との交流をさぐるような真似もした 彼女にさりげなく皮肉めいた言葉もぶつけてみた。
そのたびに彼女は冷静に正論を返してきた。
そして私はそのたびに、自己嫌悪感と敗北感に打ちのめされ ますます自分で自分を追い込んでいくのがわかった。
それがとうとう、彼女がサークルから抜ける、ということで 彼女からもらったメールに決定的に打ちのめされた。
サークルを抜けるのはあんたの態度が原因。 自分を嫌ってる人間と一緒にいたって面白くない あんたがいる限り、このサークルの発展はない。
彼女に私がとった態度からすると 当然の彼女の最後の主張がそこにあった。
おそらく、彼女はサークルを抜けるにあたり リーダーである相方に何かその理由を打ち明けただろうし、 本人が言わずに黙って抜けたなら尚更相方はそれを問うだろう。
本当の理由を知ったなら相方が黙っているはずはない。 相方は彼女を気に入っていたし、 このサークルに女子を増やすというのは彼のかねてからの希望だったから 本来同性として彼女をフォローする立場の私が 彼女に八つ当たりして彼女を追い出した、となれば 当然私に対する何らかの責めが来るだろう。
そして、長年築き上げてきた関係も崩壊する恐れがある。
全ては私の自業自得、嫉妬で目の前が見えなくて 人としてのあり方を見失っていたゆえに起こったこと。
自分の醜い感情が、全てをだめにした。
いま、とてもとても悔しくて情けなくて恥ずかしくて。 できることなら消えてしまいたい…。
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