Sotto voce
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2007年10月30日(火) Next door。

この扉の向こうでは
大好きな人が仲間に囲まれ笑っている
そこに私の居場所はない
扉を開く鍵は己の手で壊してしまったから


開かぬ扉 閉ざされた世界
そこから立ち去ろうとするのを
思い出と言う名の鎖が
この身を絡めとり引き留めようとする


決断と言う名の鎌を降りおろすのは
誰でもない 私のこころひとつ


過去と言う名の煌めきに惑わされるな
絡んだ鎖を断ち切れ
とざされた扉に背を向け
次の扉へむけて歩き出す

恋情が見せた夢のような日々を振り切り
私自身が作り出す未来(あす)へ


安積 紗月 |MAILHomePage

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