惜春別日乗
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2002年09月29日(日) 願望

目があったら、にこっと笑みを返してくれる。

二人きりの時、私の髪を指でかき上げたり、頭を撫でたりしてくれる。

黙っていても、何となく触れている。

優しい手で、優しく撫でてくれる。


耳元で「好きだよ」「愛してるよ」って言ってくれる。

抱きしめた後で。


辛いの、と話しているときは、心配そうに覗き込んで話を聞いてくれる。

そして・・・ぎゅっと抱きしめて、「心配ないよ」と言ってくれる。



いつか、いつか、叶うんだろうか。

願っていれば、叶うんだろうか。

ずっと、思春期からずっと、願ってやまなかった。

誰か一人でいいの。私を必要として、側に置いてくれる人。

こんな私でも、可愛いと言ってくれる 唯一の人。

会いたいと探し続けてた。

今は・・・今は・・・どうなんだろう。

何にも見えない。


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow