惜春別日乗
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2003年04月14日(月) |
甘い甘い記憶の・・・ |
恋愛って依存してしまうくらい、うっとりと享楽的な部分を持っていますよね。
でも そればっかりじゃなくて。
別れの薫りがしだすと、それはもう苦しい。
男の人は女性に興味が無くなると、ほんとに冷たいですからね。
わたしがこんな状態になる前、ずっと遠い記憶のようだけど、まだ2年前の頃・・・
私と旦那様はとっても熱くて、側にいるだけで幸せでした。
耳元でささやく言葉もくすぐったく嬉しくて、舞い上がるような気持ちだった。
何でもできそうに思えるほど、私の中にエネルギーが溢れてくるのを感じていたものです。
抱きしめ合って 口づけするだけで、溶けそうなくらいに幸せだった・・・。
でも、今は 反対なんです。私が抱きついて唇を合わせても、冷たくはね返ってくるだけ。
目の奥に困惑の色が見えるのがわかるから、悲しい。
こんなわたしだから、こうなってしまったのだと思うと、救われない気持ちで、心が重くなってしまうんですよね。
どんどん心のエネルギーが 抜け落ちていく感じです。
かつて これほど愛したことはなかった。自慢ではありませんが、私から告白してうまくいった試しがないので、
いつも付き合う人は自分の好みとは全然違う人だったんです。
でも 好いてくれる人は、きっと私を大事にしてくれる、必要としてくれる、
そう思っているうちに愛する気持ちが出るようになってた。
でもどこかで醒めていたんでしょうね、別れてもこれほど苦しくはなかった。
次があるさ、ってあっさりしていたものです。
だけど、今度は・・・私自身を認めてくれ、助けようと心から思ってくれたと信じていたし、
強く生きてきたその人生を尊敬をもしていた。
強く愛するようになって、その人の子供を宿したとき、どれほど嬉しかったかしれません。
本当に愛するというのは こういうことかと、愛されるという幸せとは こういうことかと思っていました。
それだけに、自分が原因でこうなってしまったことに、深く落ち込み・・・
理解されない苦しみは 言葉では言い表せません。
ドクターに訴えても、解決するわけではありませんし・・・。
ただただ、時間が過ぎるのを呆然と見つめることしかできないのです。
誰かに必要とされること、それが私のしたいことなんだと最近気が付きました。
何か自分でしたいことはないの?と訊かれても 答えられなかったのです。
私は家庭が欲しかった、そしてその中でいなくてはならない者、必要とされる人間でありたかった。
私は 家庭の主婦になりたかったんだと。
でも、今はそれもままなりません。一体どうしたらいいのか・・・今日も
悩み続けています・・・。
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