57年前の真実 |
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2002年04月18日(木) | |
試験が終って手の空いた午後、 前々から気になっていたある場所に散歩に出かけた。 「英連邦戦没者墓地」は、イギリス王室関係者が 来日の際に訪れる場所。故・ダイアナ妃の来日の際には 墓標に花を捧げている映像が流れていた。 映像でみる度に「どこにあるんだろう…」と思っていたので 今日足を運んでみる事に。 芝生の上に並べられた墓標、その中央に立つ十字架。 色鮮やかに咲く躑躅。 そして鳥の鳴き声しか聞こえない静けさ。 広々としていながら、厳かでありながら美しい。 一人でベンチに座っていると、心が静まり落ち着ついていくような。 …できれば、自分だけの秘密にしておきたい、そんな場所でした。 (不謹慎かな…この言い方) 芝生には立ち入れないため墓標は読めなかったけど、 後で調べてみたところ、 眠っている人たちは捕虜となり海外植民地で強制労働させられたり その後に日本の収容所に連行され、そこで亡くなった人たちで 10代から20代の若者も多かったという。。。 それぞれの国毎の墓稜の前で、黙祷をしてきました。 山手の「外人墓地」は場所柄、観光色が強くなってしまっているから、 こういった場所の方が、戦争が残すものの重さ、戦争の愚かさを、 無言のうちに諭してくれるような気がします。。。。 機会があれば、一度足を運んでみる事をおすすめします。m(_ _)m |
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