連休書評<1> 「朝霧」


2002年04月29日(月)
今日は酒飲んだ翌日という事があって、
朝は起きられず…一日家にいる事に。
丁度いいので、先日図書館で借りてきた
「朝霧」(北村 薫)を読破。

この作品はシリーズ5作目。
作を重ねるに従って主人公である「私」が
大学卒業、社会人へと成長していっているのは
シリーズ物としては珍しいんじゃないだろうか。。。
今回の作品(3短編)も良品。
ネタバレにならない範囲で感想を述べるのなら
俳句やショートストーリーといった物に秘められた物を
解き明かしていくといったような趣き。
主人公の「私」が出版業界に就職したことを考えると、
そういった謎の赴きもしかるべきモノかもしれない。(苦笑)

個人的なオススメは表題作の「朝霧」
いい意味で「洒落た」謎だと思います。
現代においてこのような状況に立たされることって、
きっと今では本当に稀なんだろうな〜。

という事で今日は書評めいてみました。
連休中、あと2作は時間を見ながら読みきろうと思ってますので、
そのときにはまた載せるつもりです。

「日記じゃないだろ!」というツッコミは…ご勘弁を(^^;;;;



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